M-1東京準決勝!感想前半

年末セールで混みあうビックカメラの店内を掻き分け、7階読売ホールに到着。
mixiで譲ってもらったチケットは2階席となっていましたが、サイドから階段状に上がっていく部分の前から5列目で、一階席の5列目とほとんど変わらない良席でした。

一階席を振り返ると、最後列に審査員陣が。倉本さんと前田政ニさんはすぐ分かりました。政ニさんは『ごぶごぶ』に時々映ってるしね。個人的には、政ニさんは芸人として漫才もやってたことがあるからいいなと思います。ちょっと見てたら視線を感じたのかこっちを見られてしまった(汗)。

MCはりけ〜んず登場。凄い競争率のこのチケットの、さらに1,2列目を取れてる人ってどうやって取ってるの?と客弄り。大阪では「ヤフオクで取った人!って聞いたら手ぇ挙げよったで!自慢げに」と笑わせてから客席に「ヤフオクで買った人!」と振ると、3人くらいの手が挙がるw

これだけで終わるのなら、オクを煽るようなこういう弄りはどーかなーと思いましたが、続けて前田が、
「いくらで買ったのかは聞けませんけど、それなりの値段なんでしょうね〜。
 売り手は僕ですけどね!w」
とボケてくれて楽しいトークにw
M-1のMCやってるし、そんな(チケット取る)コネ、ホンマにありそうやん!」「ホントにそんなことしててバレて、来年からMC降ろされてたりしたら笑われへん!ヤフオク芸人って言われる!」「漫才じゃなくてヤフオクで生計立ててるヤフオク芸人!」・・・などと、自分が言い出したボケでひとしきり騒ぐ、はりけ〜んず

楽屋の出場芸人たちは、皆緊張してて喋ってくれない。そんななか、ノンスタ石田は、緊張ゆえに(緊張をほぐすために?)逆に前田に一杯話しかけてくるとのこと。
前「普段なんて全然喋ってこーへんくせに!」w

ネタ時間が過ぎたらこうなりま〜す、と暗転+赤のライトへの切り替えを見せたものの、会場は煌々と電気がついたままで暗転って感じは薄い。
前「NGKは真っ暗になるんですけどね〜。よみうりホールの暗転の限界はこんなもんなんや」
新「まぁそれぞれホールの仕様の都合がありますからね」

MCが下がって、いよいよ開始。最初の音楽が流れ始めると、床がパカッと開いて、サンパチマイクがスルスルスルっと伸びてきた!開場から軽いどよめきw
ノンスタのツアーの時は気が付いてませんでしたが、ここも自動マイクスタンドなんだ〜。

1.メメ:グリコ遊び
ちょっとマイク調整しようとマイクに触ったら、ヘッドが取れて付け直すw
ちょっと早口だったけど、野球ネタしっかりウケてた。トップバッターで偉い!

2.アームストロング:スポーツとキツイツッコミ
あ〜、アームってワチャワチャ楽しい漫才だよなぁと思ってたけど、新喜劇っぽい。ほんこんさんを思い出しちゃった。

3.囲碁将棋:尊敬する人
囲碁将棋が出てくる前に、二人の身長に合わせてマイクが勝手に伸びてたw
囲碁将棋のスタイルって分かっているけど、その淡々さに、まだちょっと棒読みっぽく聞こえてしまうところが・・・。

4.ダブルネーム:チャゲ&飛鳥
うーん、歌は上手いけど、ギターや本のなんでもないところを褒めるボケもそんなに珍しい視点では無いし、準決勝に残ったのがちょい不思議。

5.ノンスタイル:ヤンキー漫画
類人猿がめっちゃ受けてましたね。私も爆笑しました。でも、漫才好きとしては、漫才中に「もうこんな話(ネタ)止めよ止めよ〜」というボケがたくさん出てくるのは、あんまり好きじゃないんだよね・・・。笑いつつも、心に引っかかるものが(苦笑)。2007までのスタイルのように、井上がイキって、石田がそれに付き合いきれないから話題を強引に変えようとするなら、こちらもスンナリ入っていけるんだけど、井上は普通に話をしてて、石田が理不尽な感じのがちょっと腑に落ちないんだよね。
序盤のほうで、井上のツッコミが当たって石田の名札が落ちましたが、それを踏むことなく、最後の礼の時に拾って帰ってました(結構動きがあるネタだから、ちょっとだけ心配した)。

6.我が家:ナンパ
ちょーっと営業ネタ臭がw 今回、漫才のやり方自体を揉めるネタをやる人が多かった印象ですが、そういう飛び道具系は、正直あまり好きじゃないです(苦笑)。「ボケろよ!」っていうツッコミもあまり好きじゃない・・・。

7.天狗:大統領と通訳
勢いで押してきたなーw。ひとボケ押しだったけど、そのわりに悪く無かった。

8.ジャングルポケット:プロボクサーになりたい
へー、斉藤がツッコミやるんだ。

9.オリエンタルラジオ:合コン
やっぱり3回戦のネタに比べて、こっちのほうが大分いいね!個人的にはローマのくだりが好き。メガネのくだりは、慎吾のターンを際立たせるため?w(B’zで言えばギターソロのように)蛇足な感じもするけど、ボケだけでなくツッコミにもキャラがあるって感じにして、印象に残るようにするにはいい手かも。

10.チーモン:化け物との友情
チーモンのネタの中では好きなネタ。3文字ゲームだと白井の無邪気なグロさがあまり出ないけど、このネタはグロくていいと思う。『寄生獣』が好きな人には良いオチでは?(寄生獣好きとしては、あのオチにはキュンとくるw)

11.ハイキングウォーキングスポーツ用品店
バナナの皮で滑るボケを推してましたが、そのあと前田が・・・

ハイウォーのあとにMCはりけ〜んずが出てきましたが、前田が登場時にバナナの皮で滑るボケをかまして、「Qちゃん、ちゃんと片付けて帰れよ〜」w
後輩のボケ取っちゃって、ずるいよ前田さん!wでもそれで肩を痛めてしまった前田・・・。

12.鬼ヶ島:二人だけで漫才やりたい
「鬼ヶ島にとってはこれが決勝なんだ」w

13.上々軍団:不幸な話
3回戦のダルダルのスウェットと違い、こざっぱりしたスーツ着てるw
『小泉さん』押しは良いけれど、そのボケだけじゃ少ないかな。
でも、「2−2で」は好き!「どこから湧いてきた!その(お前と小泉さん以外の)二人!」っていうツッコミが漫才中はあまり無いので、思わずこっちの心の中で、ボケのたびにツッコミを足してしまい、それが楽しかったw
「だから残り二人は誰やねんって!女か?男か!?それだけでも!」ってしつこくツッコミたいっw

14.カナリア:二人の違うところ
ボンちゃんを前面に押し出し、ボンちゃんの頑張ってる感が満載のツッコミが見せ所w
カナリアの独特の雰囲気は出てたな〜

15.チャド・マレーン
前半のテキトー英会話教室のボケが、後半ひとつひとつ回収されてた。ちゃんと作ってあるなー。

後で、MC前田がアメリカがどうとかいじってた気がするんだがなんだっけ?チャドのことをアメリカに絡める人がいるたび、「彼はオーストラリア出身だから!」って言いたくなるw(A型だから?)

16.ハマカーン:ゴキブリ
噂に聞いてた通り、めっちゃまっとうな漫才をするコンビでした。

17.ポイズン:パソコン
ポイズンらしいやりとりw


眠たいので、今夜はこの辺で。
先に予想だけ。

東京会場からの合格は5組と考え、

パンクブーブー、南キャン、ノンスタ、・・・。のこり2組は非よしもとと思われる