TOKYO BOOT UP!2010_9/3

今年から立ち上げられた見本市に出たオカモトズを見てきました。
会場の一つである新宿LOFTに直行したら、そこではリストバンドへの交換が出来なくて、最寄の交換所を教えられる。公式HPはその辺がハッキリと書かれていなくて分かり辛かったよ…。ちょうどステージ転換中だったから、時間ロスがなくてよかったけれど。

概要:Listen.jp、Rock・Popsニュースより
「仏カンヌのMIDEM(ミデム)、独ベルリンのPOPKOMM(ポプコム)と並ぶ、世界3大国際音楽産業見本市の1つである米テキサスのSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)。そのSXSW型音楽見本市を目指して、アーティスト中心の日本初・音楽見本市事業に取り組んでいる『TOKYO BOOT UP!』が、9月3日(金)〜5日(日)新宿のライヴハウスなどを含む複数の会場を使って、記念すべき第1回目『TOKYO BOOT UP!2010』を開催する・・」

オカモトズとオワリカラが宣伝ラインナップのトップにあるくらいなので、インディーズのなかでもまだまだこれからという感じのバンドが多かったと思います。お客さんも少なめ…。第1回目ですし、良い方向に成長すれば徐々に来る人も増えていくんでしょう。

オフィシャルページにロフト会場でのフォトレポートが!オカモトズ、枚数多いです(笑)。

★公式HP ライブフォトレポート★ 


your gold, my pinkから見ました。

CDJ09/10に出ていたけれど見れなかったし、ちょっと楽しみにしていたのですが、お客さん少なくてやりにくそうだった〜(苦笑)。最前列に来てノリノリで聞いてくれている人が数人、全体でも2〜30人くらい?上のPVのほうが迫力あったなぁ。どことなくモジモジ感が拭いきれないまま30分ほどの演奏終了。ベースの人が時々叩くパーカッションの音がリズミカルで気持ちよかった。あのスティックで叩いてたのは何て楽器だろう?パーカッション全般好きー。ギロとかも。


シャッターのように一旦スクリーンが下りて、15分ほどステージ転換で次がオカモトズ。さっきよりは人が増えてきて…ライブ中は前しか向いてないので良く分からないけれど、それでも5〜60人とかそんな感じ?初めてオカモトズのライブを見に行った時を思い出しました。オカモトズたちは、米国SXSWでの初ステージの雰囲気を思い出したりしたらしい。
最近は、集客のある先輩バンドの対バンに呼ばれたり、CS局やWOWOW主催のイベントや大型フェスの出演といったライブばかりだったので、ある意味レア!
しかも、見本市ということで、仕事関係で見に来たような雰囲気の(イエーイと言う気は全くなさそうな)オジサンたちも(苦笑)。
そんな環境の中、個人的には、オカモトズもいつもより何%か弾けきっていない気がしましたが、それでも役者がひとつ違うなという感じの迫力&貫禄でした。以下ライブ感想。

【セトリ】
マダラ
Baby Don't Stop
Beek
MC
The Kids Are Alright
MC
Call me Jack(⇒新アルバムで「Stomp Feet Stomp」に)
恋をしようよ
Run Run Run

始まりは、スクリーンが下がったままマダラのイントロが喚きはじめ、ゆっくりとスクリーンが上がってく。まだ上がりきらないうちから、上半身を曲げて覗き込むようにして、客席をねめつけ始めるショウ。
こういうちょっとした演出でも、状況に応じて見てるほうが楽しめるような工夫をしてくれるところが嬉しい。エンタメ精神あるなぁと思う(普通はスクリーンを普通に巻き上げ、SEでメンバーが袖から登場という形)。

ショウのMCでは、いつものように「新宿からやってきましたオカモトズです!」でもここは新宿(笑)。「自分たちの本拠地である新宿でこんなイベントが始まるっていうんだから、第1回に出ないわけには行かないよね?」「普段はあまりライブ本番ではやらないんだけど、第1回のお祝いにこのカバーを」と、The Kids Are Alright!リハではなんども聞いたことがあったけれど、リハはリハの演奏だし、途中でPAの音調整が入ったりするから、本番でガッツリ聞けて嬉しかった。♪The Kids are alright〜 ♪Ah〜Ah〜のところは思わず手を広げて左右にゆったり振ってしまう。何度聞いても、ちょっと切なくもピースフルな気持ちになって心が洗われるいい曲。

また激しい曲に戻る前に、ショウがイエーイのC&R。みんな声がまだ小さいなぁという不満げな顔をして笑いながら軽く拗ねたように、
「俺が『準備はいいか〜!?』って聞いてるんだから『イェ〜!!』って言ってくれたって良いんじゃないのぉ?準備はいいか?の返しがなんでイェ〜なんだって言われたらわかんないけど(笑)、そんなこと考え出したらきりがないぜ?」
軽く笑いの起きる会場。キザ過ぎず三枚目過ぎないMC。堂々とした態度で、でも可愛げも程よく出して(笑)。個人的には、延原さんっぽい〜と良く思うんですが。先日の心斎橋JUNUSでショウが「暑いけどジャケットまだ脱がないぜ。いつまで着てられるかな?」とか言ってたときも、別のライブで延原さんが黒いコートの襟を立てて「暑くても脱がないぜ?」と言っていたのを思い出したなぁ(笑)。

後半3曲を勢い良く演奏して、「じゃ!」という感じでさくっと去って行く4人。そのままOTODAMA出演のために車移動だった模様。お疲れ様でした!