The Verbsツアーのオープニングアクト@SHIBUYA AX&ソブリンカフェ_10/26

11/3は文化の日!『オカモトズに夢中』の発売日!

当然アルバムは購入しましたが、まずは滞ってるライブ記録を少しでも…。ホントはイールショックのライブも書きたいぃ。今月2回も行けてるのに…。
さて、民生さんが正式加入したThe Verbs(スティーヴ・ジョーダン(Dr)、ピノ・パラディーノ(Ba)ミーガン・ヴォス(Vo, G))の来日ツアーの2日目。
チケット代が高いのと、延原さんの定例ライブがあり、それが延原さんの誕生日とあって、最初は行く予定でなかったのですが、直前に格安でペア券を譲ってもらえたので、OKAMOTO'Sファンの方を急遽誘って行ってきました。


前日のCC Lemonホールでの初日は、明かりのついた開場時間中の演奏だったと聞いていたけれど、この日は普通に、開演時間になってから客電の落ちたステージに登場。ステージ上にはThe Verbs用のセットもすでにあって、ソファもあったりするのでちょっと変な感じ。友人は、前日の初日公演の様子を知らなかったので、最初オカモトズの新しいセットかと思って戸惑ったとのこと(笑)。

OKAMOTO'Sセトリ
Run Run Run、Beek、まじないの唄、Kids Are alright、恋をしようよ、笑って笑って

ロッキンのブログで見かけた前夜のセトリとはなるべく被りを避けた様子(1日目はマダラで始め、Kids Are alright、Telephone Telephone、Run Run Run+αだった模様)。おそらく2日間とも見に来るお客が多いだろうことも配慮したのかな。結局、名古屋・大阪公演も含め、全てセトリは変えたとのこと(後日談)。

特に、レイジに気合が入ってるな!という気がした。相変わらず左足をハイハットに載せるように上げたりしてるし、『笑って笑って』の間奏インストに入ってショウが「ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!」と言う、ドラムがスネア(?)だけのシンプルなくだりでは、スネアを片手で叩きながら椅子に飛び乗った!w

ショウが「今日はピノがいるからね」という前置きを付けて演奏した『Kids Are Alright』も、今まで何回かライブで聞いた中で一番良かったと思う
特に、間奏の終盤のドドドドドドドド…!と盛り上がっていくところは迫力があった!『10'S』よりもYouTubeに上がっているフーの音源よりも良かった。でもたぶん、フーも、当時のライブでは録音音源よりも迫力ある演奏だったんだろうな〜絶対。
個人的には、久しぶりの『まじないの唄』も嬉しくってテンションが上がる。
ショウは先日のAXでも着ていたユニオンジャック柄のジャケットを着ていたのだけれど、最後に「いよいよ、次はお待ちかねのThe Verbsだせ!俺たちも楽しみ!」などと言いながらジャケットをはだけると、下に着ていたのはThe VerbsのTシャツ。生意気なほど堂々としたステージングの最後に、こういう可愛げを見せて、年上音楽ファンの好感度も上げていくわけですね、オカモトズは(笑)。

その後、ライブ中盤で抜けて、延原さんのアコースティックライブへ。
The Verbsのほうも後半になるほど盛り上がったようで、見たかったのは山々ですが、なんといっても誕生日ライブですから、遅れてでも行かないわけには(笑)。

いつにもまして素敵なライブ内容だったので、後悔は全くしていません(笑)。
もうどの曲も延原さんの選曲とアレンジと歌声にかかるとドストライクばかり。『ホラ吹きイナズマ』(The rokkets)みたいな唄をやってくれるところも好き。

計画では、誕生日ソブリンをスタートにして、新しい曲を毎月1曲づつ作って来年の誕生日までに12曲にして音源をリリースしようと企んでいたそうなんだけれど、新曲が作れなかったそうで(笑)。まずは既存曲&カバー曲でいいから延原さんのアコースティックCD出して欲しい!><

MCのこぼれ話ではオカモトズの前座の話も。

「行く気無かったんだけど、昨日、オカモトズのドラムの人から電話がかかってきて、『見に来ない?』って言われたんで、CC Lemonホール行ってきたよ。」

おお、昨日見に行ってたのか〜。レイジ、関係者用の招待枠が余ってて誰か呼んでもいいよって言われたのかな。

「(客電の)ライトが点いたままの中、あいつら頑張ってたよ。俺、精一杯拍手しといた。世界で一番俺がファンだぜ!(笑)。誰が聞いてなくたって、俺が聞いててやるからって(笑)」

なんともストレートな延原さんの言葉に、胸が熱くなる。

『オカモトズ夢中ブログ』でもツイッターでも、メンバーたちは皆、楽しい楽しいと言っているけれど、大物の前座という緊張感や、ほとんどオカモトズを知らない、年齢層の高い(そしてすぐノリノリになってくれるわけでもない)客層の前での演奏は、気持ちの面で大変だと思う。まぁ演奏を始めてしまえば開き直って、怖いもの無しなのかも知れないけれど(笑)。

特に、お客とコミュニケーションをとらなくてはいけないショウ。彼が、ちょっとだけ凹んだようなことをもらしたのは、初めてのテレビ収録ライブ(FACTORY)の時に、「ちょっとした洗礼みたいなのを受けた気分。いい経験。」とブログで言ってたこと位かな。

私は見に行けてないんだけれど、この時のトリはサカナクションで、(無料ライブなので)客はFACTORYとしてもかなりの大入りだったらしい。無名のオカモトズを前に、その大量の客はかなり大人しかった様子。そういうアウェーな空気のことなのか、テレビ収録の何か段取り的なことなのかは分からないけれど、オカモトズのようにノリノリの曲をやるバンドにとっては、初見の客をいかに自分たちの側に取り込めるか、いつもある種戦いの日々だろうな。GG10の時だって、AX一杯の客のノリは大してよくは無かった(見ながら関心そういうのに、燃えるタイプらしいのが頼もしいところ!