LICENCE vol.ZEPP ENJOY!!〜grow up 2009〜@Zepp Nagoya

2日の日曜は、名古屋からの帰りに芸人みたいなトラブルがあって帰宅が明け方になったり(だから日曜のガキ使すら、まだ見れていない)、月曜はガンダム見に行ったりしてて、遅れるエンジョイ日記…。

たったか書いておかないと、書かずに終わりそうなので、読む人には親切な内容では無いかもしれないけれど、つれづれに感想。一部、ダウンタウン回顧になったりw

友人に引っ張られて、14時過ぎから物販列へ。友人とのおしゃべりと、i-Podの『放送室』で時間つぶし。雨は降ってましたが小雨だったし、日が出て暑苦しいよりは待ちやすかったかも。

ひととおり購入。うう、ご当地Tシャツも買ってしまった。ピンクなんて私が着れるのか?
Zepp隣のレジャー施設のオムライス屋さんで、パンフ熟読。お笑いポポロとかCACCO-Eとかとは月とスッポンの出来ですな!アメリカンロードムービー、もしくは米軍基地近くの街に暮す青年二人という感じ。適度な憂鬱。

開演前の会場のBGM:エレクトリカルパレードのちょっとイカレテイストなバージョン(?)
やや非ディズニー派なので、最初は何だこのノリ?と思ったものの、聞いているうちに、ライセンス+Zepp+この曲という組み合わせが、夜中に人形が勝手に動き回るシュールなパーティーのイメージになってきて、ワクワクしてきた。

福岡に行った人の情報で、今回のツアーは完全に「メンバー全員のENJOY!!」で、ライセンスだけの長いフリートークやコントは無いって聞いてて、その心構えで行ったのは良かった。楽しかった!

以下、ネタバレ含みますのでたたみます。まだ他会場でこれからZeppデビューという人は、ネタは初見で楽しむべきだと思うので、回避推奨。


●ネタ、○ブリッジ

・ライセンス二人の声前説
・OPV
●漫才『三本締め』
○ブリッジV『妖怪メイン食べ×アームストロング』
●コント『大学入試』:井本、森木、ボン、安村、三瓶
・天の声(ライセンス二人の声の中説)
●コント『ビデオレター』:藤原、重岡、栗山、安村
○ブリッジV:ライライ動画『1Hチャレンジ25Mパターゴルフ』
●コント『裁判』:藤原、重岡、栗山、井本
○ブリッジV:ライライ動画『1Hチャレンジ缶コーヒーCM』
●コント『新宿西口中央公園』:全員
○ブリッジV『妖怪ズボン濡らし×ラフコントロール
・コーナー:7人全員成功しましょう
・エンディング(タオル投げ)

漫才は、色々なTPOにあった三本締めの掛け声を藤原が考えるという話で、言い換えれば大喜利ごっこ。ちょっと大喜利の内容がパンチ力に欠けたのと、こういうタイプのネタは、どうしても井本の介入が薄くなっちゃうからなー。締めの「〜ミュージシャン」はきれい。
漫才は福岡のほうが面白かったようなので、他会場でそれを見るのが楽しみ。今回は6会場あるから、頑張って3種類、漫才やってくれないかな〜!

コントは後のものほど良かった(好み含む)。

『ビデオレター』はカウントダウンバージョンが面白かったから、その後の「お祖母ちゃんがゴリゴリに仕切る」はそれと被って見えちゃって、インパクトが弱かった。最後のバージョンはシモネタだったけど、そのシモさにあんまりオリジナリティーが無いというか、さるぐつわと目隠しなんて同じじゃん!裸にトレンチコートとか、定番でも、もっとバリエーションあるだろ! …いや、そういう細かい修正じゃなくて(笑)、ビデオが7本もあるんだから、それまでの6本の中に2,3箇所フリを入れておいて、最後の7本目でキュッとまとめて落として欲しかった。


まぁ、『ビデオレター』はシモネタでワチャっと終わらせるパターンだというならそれでも良いよと思ったけど、それなら、『裁判』のほうはシュッとしたオチのコントにして欲しかった。
『裁判』は、「被告以外が全員○○」シリーズで、オカマ・その三角関係・田舎者・ラッパー・笑い上戸・被告より怖い、など。
田舎者〜笑い上戸は演技が上手くて面白かった!重岡の「うちのベコみたいなキレイな目さしてる」が好き。子供の頃、「おら東京さ行くだ」を(コミカルソングとして)好きだったので、『ベコ』って単語に反応してしまうww
中盤の出来が良かっただけに、最後の「怖い」で、SE遊びみたいになってグダグダっと終わったのが残念。それまでそういうノリじゃなかったやーん。

殺しあうなら殺しあうで、
『実は井本は無実で、3人の中の一人が(かなりしょうもない理由で)井本を逃がしたいがために、殺しあいをはじめた』
とか、
『井本が凄い策略家で、事前に、3人がお互いを殺したくなるような動機を根回ししていて、まんまと刺し違えさせた』
といった裏を作って、それまでのネタに、ちょこっとフリを仕込ませておくとか。

そして最後に、ずっと大人しくしていた井本に話の焦点を移して、逃がしてくれた人の死に際の(シリアスな口調でかなりお馬鹿な)一言を聞いて、「なんでそんな理由で俺を…!?」と、後ろ髪引かれながら逃亡して暗転、とか、凄い策略家の、井本の心の声のナレーションと高笑いで暗転とか。


『新宿西口中央公園』はエンジョイでも見たけど、怪しいオッサンキャラが好き。ルミネの時より、藤原が「えんたーていんめんと!」の声を張ってた気が。その、のっそりしたウルサイ感じも笑えるw

ホームレスのオッサンに、無理やり安っぽい余興を見せられて、前金のお金をむしりとられるサラリーマン井本。こういうの見ると、「ごっつ」の「ミラクルエース」を思い出す。なんやろ、こういうあからさまに怪しいオッサンに、なぜか繰り返し現金を渡してしまって、それがなぁなぁになるコントって、関西風なのかな?
ミラクルエースなんて、「マサオ君」は万札出してるんだから、千円なんて安いねw

オチを、「あ、逃げられた!」にするなら、もっと「最後のが面白くなかったら、これまでのお金も全部返して!」というのを強調して、できれば藤原に、ちらっと「分かった分かった返すから!」と言わせて、『逃げた』感がもっと強くなるようにして欲しかった。

最後の3人芝居は、全員上手いから面白いなー。演技が上手くてマジだからこそ、『ダニエル』とかストーリーのクサさが切れ味良くて、笑えるw

【追記】ブリッジについてとか

友人内でもかなり評判が良く、巷でもそうらしい、『妖怪』ブリッジ。

今日のオンラインでは、ガラの悪い怖いお兄さん丸出しでしたが、半纏着せて、(ヒカルの碁のアキラのような)オカッパカツラをかぶせて、膝小僧出させて、言葉少ないキャラをやらせたら、ああも可愛い座敷童になるかね!?ww


①アームストロング編
本社(?)の合同の楽屋に入ってきたアームに、マックを買って来い、お前らの分も買ってきて良いぞとパシリに行かせる。戻ってきたアームは、手を付ける前に写真撮影に呼ばれてしまう(バーガーが冷えるのを気にする栗)。

アームが居ないあいだに、バーガーの肉をガウガウと食べる二人w 妖怪『メイン食べ』
戻ってきて、一口かぶりついて、オカシイことに気が付くアーム。ライセンス二人を問い詰めるも、パイプ椅子に体育座りの姿勢で膝を抱えるようにして、

井「僕たちは」
藤「いたずら好きの妖怪なんだ」

の一点張りww 二人して楽屋から逃げ出し、ドアのところまでだけ戻ってきて、上:藤原の顔、下:井本の顔をヒョコンと出して、またキメセリフをリピート。


ラフコントロール
同様の流れで、ラフコンが撮影に出て行った間に、霧吹きでズボンを濡らしまくるライセンス。
この時の、霧吹きをズボンに振りまいている時の二人の笑顔が、メチャクチャ楽しそう!!

井「大王様の」
藤「命令なんだ」

1Hチャレンジは、過去のエンジョイと同じだったので割愛。
一つ言うなら、藤原にガッツリ見られていると気が付かずに、藤原にやり返そうと、ゴミ箱をひっくり返そうとする天然井本は、アホな犬のようで、非常に可愛いです。