KOC東京準決勝・つれづれ感想

メンバーの豪華さから考えると、テレビの決勝よりもこっちのほうがイベントとして贅沢といえるキングオブコント東京準決勝。

出演者とネタメモは前の日記に書いたので、こっちはつれづれに感想です。

個人的には、「メチャクチャ決勝に行って欲しい、特定の芸人の出番にハラハラする」ということも特になかったので、誰が決勝に進出するかという目線というよりも、展示会への来場者目線。

つまり、生では初めて見る組とか、久しぶりに見る組を見て、「あ、この芸人さんなら、他のネタも見てみたいな〜」と思えたらいいなと、今後のライブチケット購入時の参考にするくらいのつもりで観戦してました。

だから、カレーや劇団イワサキマキオが見れなくて、非常に残念!

有名どころの知っているネタは、凄く早口だったり省略しているなぁと思いました。そういう意味でも、展示会だと思ってます。ここで見せたネタが、彼ら芸人の一番面白いネタだとか、最高の出来のはずがないので。


上位3分の1くらいは結構混戦で、正直、去年のバナナマンみたいな、あからさまに確定って感じの組は居なかったと思います。
会場の笑いの量と、私の好みにも差があったりして、うーんこれは難しい。
とりあえず可能性あるかなと思うのは・・・

キンコメ、ジャンポケ、ノンスタ、東京03、インパルス、グランジCOWCOW、ロッチ、ジャルジャル・・・。まぁでも、インスタントジョンソン、エレコミ、ジューシーズ、サンド、ラバガも良く受けてたし、しずるやアルコ&ピースも演技が上手くて私は面白かった。


個人的には、人間じゃないキャラのコントだったノンスタと、ネットのブログを使った設定のCOWCOWを、決勝の一員に入れて欲しいな。

ノンスタのさくらんぼでは、『ごっつ』の『ふたり』(DT二人がう○こ2匹(?)に扮するコント)を思い出しました。

強盗、美容室やレストランの店員と客、クラスメイトといった普通の人間の設定のコントが圧倒的に多いので、SFファンタジー漫画と本で育った私としては、なんだか寂しかった。もっと変装して欲しいー。
二人ともが全身タイツっぽい格好をしていたのは、ノンスタしか居なかったような。去年は、「なんでこのネタを準決勝にやるんだよ!」と思ったライセンスの『睡魔』を、なんだか見たくなった(笑)。「睡魔来たー!」

COWCOWのネタは殆んど映像なので、審査員には好まれない可能性が高い気がするけど、こんな今どきなネタも、1組あげてもいいんじゃないかなー。

や団は最初、下手な演技だなと思ったけれど、銀行員達のキャラ設定を理解してからは面白かった。ちょっとブラックなキャラで好き。

ラバガは、そこまで爆発しなかった気が。ジャルジャルも、会場の笑いはそこまでじゃなかったと思う。ネタがかなり知られているからかなぁ?しりとりネタ、ロングバージョンだともっと面白いのに。それはジャルジャルに限らずだけど。

東京03は、去年も思ったけど会場のホーム感が凄い。ファン多いんだな〜。去年はチョイスミスなネタだったにもかかわらず、笑い声は大きかったし。
今年は、シチュエーションがコンパクトで勢いのあるネタで、去年よりずっと良かった。会場では一番ぐらいに受けてたけど、個人的にはその笑い声ほど飛びぬけて面白いとは思わなかったかな。でも、ここが決勝行かないと、世論がまた荒れるかな(笑)。

つれづれなので、抜けてる感想もあるけど、眠いのでこの辺で。