LICENSE vol.7:DVD鑑賞会・実況感想

今(19時)から、藤原主催のリアルタイム鑑賞会ってことで、藤原みずから自分のDVDを見ながらブログを更新するそうですが、携帯で書くのか?
それとも作家が側に居て、PCで口述タイピングかな?

私は今日、最初から最後まで、既に1回見ちゃいました。
ライブはかなり後列だったので、至近距離の絵で見れて楽しめました。
今回、セットにも結構お金をかけたから、1本目のネタなんか見てたら、エンタの神様でしっかりしたセット作ってもらってる組(陣内とかサンドイッチマンとか)がネタしてるのと、絵的になんら遜色が無かったです。その辺の豪華さは、藤原も嬉しかったみたいですねー。

音声だけのブリッジには、音声を事前収録しているライセンスの姿もワイプで入ってて、ライブがそっくり丸々入ってる構成も良かったです。

普通のライブDVDだと、ブリッジ映像はカットされて、代わりに黒い画面やシンプルな映像と音楽に、コントタイトルが編集で差し込まれることが多いと思います。ライブの空気感が切られるようで、ああいうの、あんまり好きじゃないんですよね。

以下、藤原と同時にDVDを流して耳で聞きながら、コントとブリッジが終わるまでの間に、ホントに書いていきます!誤字脱字はご容赦!


オープニングの影絵は、ライブのほうがずっと良かったなー。最初、ホントにリアルで影絵をやってるのかと思ってたから、手品みたいでカッコ良かった。ライセンスマークが完成した時の客席の「おお〜」って感嘆が、DVDには入ってない?DVDだと、文字が砂のように流れるところとかは、DVD編集で後から入れたようにも見えてしまうのが残念!


1.旅行代理店

エンディングでも藤原が言ってるんですが、ポスターがいきなり落ちたのはナイスアクシデント!あれで確かに客の緊張が和らぎました。

井本の対応の仕方の演技が、自然体で上手いなーと思う。常識的な対応を続けようとするところも、キレるところも優しいところも。


2.愛の奇跡

ブリッジで噛まないと宣言した直後に、いきなり「馬の骨」を噛む藤原w

井本の「イン・ザ・パラダーイス!!」を聞いたとき、ブワッと鳥肌が立ちました。おおー!両腕がホントにブツブツになったー!と、自分の生理的反応が面白くって笑ってしまいましたw あと、やっぱり「ファンタジーな関係」が良かった。オチがちょっと荒っぽかったかな?

藤原ブログの実況感想を見たら、『照明とナレーションを使い心の声を表現するコントは好き』と書いてありました。やっぱ藤原が好きなんだなぁ。多いよなぁ。


3.打たれ強い男

この短いコント、シンプルで好きだなー。
エンディングに、仕掛けを体に仕込んで説明を受けている様子がちょっとあります。リハが大変だったのは想像つきます。

歌でそんなに体を動かしてた訳ではないので、オチはカロリーよりも、歌唱力の得点のほうがしっくりきたんで無いかな?

このあとのブリッジでの、藤原の「解散やな!」が結構好き。単独ライブやってる最中に解散てw


4.校長先生のお話

本番でも、「え?誰?ホントに井本?あのカッコカワイイ井本?」と思うほど(笑)、きっちり校長先生に変装できてました。天竺鼠のコントとかに居そうw

初見と印象は変わらず、無造作ヘアのやりとりのくだりがピークかと。
バックの窓が黒いので、せっかく意外と出来の良かった無造作ヘアが、イマイチ見えづらい!後ろの白いブラインドを全部下ろして置けばよかったのに。そういう、演者が気が付きにくい細かいところをチェックしてあげるのも、構成作家の仕事だと思うんですけど(-_-)

最後のラップ、最初の入りは悪くなかったのに、尻すぼみなクオリティー。リズム感は(プロじゃないから)置いといていいから、歌詞の内容をもっと練って、笑える仕上がりにして欲しかったなー。

ブリッジで言ってたハゲを言い出す間の長さは、私もアレくらいあっても長くは無いと思う。


5.最後に一言

目新しさは無いコントなんだけど、安定感あって面白かった。本人も「ベタベタの作りなんですがなんか好きです。」って言ってるし。ライブで見た時の印象よりも好感度が上がったのはこのコント。

井本の、おバカでいい加減で一生懸命なキャラが、森木っぽい。イメージしてるのかな?w

「山下、山下だよ」 い、いい加減にもほどがあるw

ムチャ振りのくだりは、やっぱりもっとムチャやっても良かったと思います。ピクピク笑う藤原は可愛いw


6.恐怖の館

同じく、テーマパークのアトラクション案内で白けるという点で、ラバーガールのネタを思い出した。藤原の声は非常にいいんだけれど、もっと井本をおちょくって欲しいし、やっぱりオチに藤原が出てこないと肩透かし。

藤原のブログでは『このコントはシツコイですよね』と言ってましたが、そう?

私は、ライブの時もDVDも「アッサリ終わっちゃったなー」と思いました。
恐くなくなるナレーションもそんなに繰り返してないと思うし、バイト君の彼女の伏線を回収したくらいで、え、もう店じまい?って感じでした。

それにしても、井本の服も顔も黒っぽくて・・・。井本がどこに居るのかわからなくなっちゃうよーとか言ったら怒られる?w


マツコ・デラックスのメッセージ>
これを聞いてるライセンスの様子がワイプで流れないのは、なーぜーっ!?よっぽど失礼な態度だったのか?w


7.最強戦隊ストロンジャー

めんどくさい大御所キャラを演じる、二人のコンビネーションはいいねー。ライセンス版、『くさやダンゴ虫』コント。

あと、藤原は大人のオムツ姿が好きなんだねぇ。私は、コッソリ二人が、若手を羨ましがったり、持ってるものをパクろうとしたりする情け無い流れも期待しましたが、最後まで、(落ちぶれきってるはずの)大御所二人の地位が脅かされるようなシーンは無かったですね。

ま、藤原も『腹立つジジイのコント造りたい』と言ってるし、ありがちな「哀愁系」に流れず、強い老人を押し通すのもいいなと思いますが、それなら、もっと老人にブイブイ(死語)言わせて欲しかった。もっと理不尽にグイグイいっても良かったと思うんですよね。相手が芸人さんじゃないから、そういう絡みは難しいか?


8.あいつ

私の目が、「あいつ」に会えた嬉しさで潤みそうになったコント(笑)。
なんでライセンスはこれを卑下すんの〜?ww

藤原のキャラは語る必要が無いと思いますが(笑)、ジャージ姿の井本が、なにげにとっても可愛くて、藤原を見ても井本を見ても、違う意味で『眼福、眼福〜』なコントだと思います(笑)。

藤原が腋毛を抜いた時、客席から「ギャー!!」って悲鳴が上がってましたねw

「私はどこでしょうクイズ」で、藤原に掻き付く井本w

コント終わりのブリッジコメントで、井本が「参加したNSCの子達が、なんで吉本入ってこんなことしてるんだろうと思うで?」と言ってましたが、え?こういうことやるために(やりたくて)吉本入るんでしょ?と、キョトンとしてしまった私。


9.警備員

最後は、ライセンスお得意の、『仲良し二人の、中学生レベルの意地の張り合いごっこ』コント。

藤原が汗みずくw

壺を被ったところは、壺マンというより、色と模様的にイソギンチャクマンって感じ。
ライブで見ているとき、美術品たちが偽物とは分かっていても、思わずひゃ〜とか言っちゃいました。

最後の一言は、「逃げようか」じゃぁあまりに地味すぎるので、
「二人で遠くにいかへん?」
みたいなこと言い残して欲しかった。ちょい捻って
「今すぐ、メキシコの牧場に転職したない?」とか。

<エンディング>
本番より前と思われるロビーで、マツコ関連のコメントを喋る、ストレートな茄子頭の藤原。私、やっぱりあんまりエアリーにした髪よりも、サラサラの素に近い髪のほうが好きだなー。


以上!DVD本編2時間!見ながらの感想なので、このへんでさようなら〜!

(もっと詳しく文句も多い、ここをああしたほうが、こうしたほうが、みたいな感想は、ライブが終わった後に確か色々書いたはずですし)