カウントダウンジャパン12/30 その２(OKAMOTO'S)
CDJでのOKAMOTO'Sについて、「楽しかった〜」としか感想を書いてないので、もうちょい喋らせて下さい。
サウンドチェックの様子から見たかったので、アースステージのトータス松本を諦め、30分前からコスモステージのフロント近くへ。
同じような客がフロントの柵に十数人。あとは壁際や後ろに惰性で座り込んでいるような人々が20人くらい？
フェスだから、始まるころには時間の空いてる人や、通りすがりの人たち（入口がアースステージからフードエリアへ移動する通り道になっている）も、それなりに入って来るはず＞＜！…とは思うものの、ここのところ（数百のキャパとはいえ）チケットが毎回瞬殺してしまうライセンスのライブに馴れていたので、ガランとした会場にドキドキしてしまう〜。どれくらいお客さん入ってくれるのかなぁ。
楽器隊三人が出てきて、サウンドチェック開始。
ハマのきれいなベースの音を聞いて、デレっと顔が緩む(笑)。
10分位前（？）になって、ヴォーカルのショウも登場。髪を切って、個人的には印象が良くなった。レッドクロスでも着ていた太い縦縞のジャケットが、イヤミ無く良く似合う。レッドクロスで見たときには、ちょっと濃ゆ過ぎる気がしたけど、広い舞台だと華があって丁度いい感じ。
マイクを持って、ステージのフロントを歩きながら、ヘイヘ〜イ！とまだ数の少ない客を煽り始めるショウ。ショウのこういう図太い感じ、良いなあ。 彼の、ちょっとおバカっぽい雰囲気（失礼！）が初見ではイマイチだったんだけど、今回見てると悪く無い。まだ客席は反応が薄いけど、照れが無くて堂々としてるので、カラ回ってる感じがしなくてプロっぽい。
…などと思っているとスルスルっと歌と演奏が始まった。テンポの良い聞き覚えのある洋楽のカバー。
喉も軽く温めるのかな？と軽く体を揺らしながら聴いていたら、一曲では終わらなかった。本番さながらのフル演奏に客煽りも加わり、ショウの「イェーイ！」に、こちらも思わず「イェーイ！！」。おおっ、さっきまでの一抹の不安が消え、楽しくなってきたぞ！(笑)
スタッフが舞台をウロウロしていなければ、リハなのか本番なのか分からなかったのでは？
実際、「あれ？ここもう始まってんの？」って感じで、客の数もじわじわと増えてきた。おそらく初めてOKAMOTO'Sを見るお客さんも含め、ノリの良い曲につられてフロント部分に人が集り、踊り始め、本番前にもかかわらず暖まってくる会場。
曲が鳴っていると思わず覗く人も多いし、この“セルフ前座”とでもいうような演出は、とても良かったと思います。「The Whoのカバーが聞こえてきたぞ？」と覗いた人もいたみたいですし。
サウンドチェック中のセットリスト（byハマ）；
Walking The Dog
Kids Are Alright
Midnight Icecream
一曲終わる度に、コウキやショウやハマにスタッフが近づいて、一言二言何か声を掛けてるなぁと思っていたのですが、CDJ終わりのショウのブログにこんな文章が。
『ライブ直前のサウンドチェックにて、カバーをたくさんやりました。
スタッフからは引っ込めと指示されていたみたいですが、関係ないです。
いろんな曲、聞いてもらえてよかった。』
わはは。（袖に一旦）引っ込めって言われてたんだ（笑）。
普通は一度引っ込んで、暗転とかで軽くリセットして、音楽流しながらアーティストが登場したりするもんねぇ。
初めてのCDJの舞台で、それくらいのやんちゃが出来ると分かって、逆に安心しました。
というわけで、セルフ前座で場が温まってきたところで、「じゃぁそろそろ本番行こうかな！」
と、ショウが楽しそうに宣言して、そのまま本番スタート！
【セットリスト（byハマ）】
1.Insane Man
2.Beek
3.The 'M' Song
4.おやすみまーくん（仮）
5.マダラ
6.まじないの唄
7.恋をしようよ
8.Run Chicken Run
9.Run Run Run
CDJ公式のクイックレポ；
http://ro69.jp/quick/cdj0910/detail/29345
やっぱりライブは良いねぇ。ショウは良く動き回るので、汗だくになってました（笑）。後方を振り返ると、会場も結構たくさん入っていたみたいで良かった〜。
ハマはいつものようにクールな感じだったけど、何度かレイジやコウキのほうに寄って行ったりしてました。レッドクロスみたいに狭くはないから、さすがにちょっとは動いたのかなｗ
今回、会場で５曲入りのCDも買ったけど、正直、演奏も歌もライブのほうが何倍も魅力的だと思いました。
CDだと、演奏の渋さに比べて、ショウの声が緩くて爽やか過ぎだったり、演奏のほうもライブのような勢いが無いように思えるんだけど、ライブは良かった。ライブの音源が欲しいよー。ショウには、いつも、もっと吐き出す感じで声を乗せていって欲しいなぁ。
（まぁ今回のCDは、ハマによると
「中身は夏に録った音源でして、まさか世に出る事になるとは、メンバー共々思っていなかった時期のものです（笑）
なので、まだ試行錯誤中の、可愛くもあり、もう二度と出来ない演奏になっております（笑）」
だと聞いていたので、私も軽い気持ちで買って聞いてみました。）
正直、ＣＤのほうは、あの作りこみで出したのは微妙かな〜。ハマ加入前のメンバーで出した1stCDのほうが、まだ良いように思うし･･･。
まぁ、今しっかりレコーディングしているというフルアルバムのほうに期待かな？（春か夏ごろ発売？）
【追記】低音まで聞けるヘッドホンが壊れていて使えてなかったので、年明けに買って聞き直したら悪くなかった。特に『Run Run Run』はヌーの群れが走っているような重低音のリズムで、やっぱり良い曲！The "M" SongやBeekも曲は好き。でもやっぱりライブのほうが迫力あった！
うちのコンポのスピーカーはヘナチョコ過ぎなんで、近いうちに買い換えよう･･･。【以上】
なにはともあれ、ライブでは、前回のレッドクロスでは聞けなかった曲もあってテンション上がったし、ずっと楽しく踊れました！
後でハマのブログを見ると、この日、亀田誠治さんと少しお話できたそうで、また新たなやる気が出たとのこと。東京事変も同じ日だったからね！
私は私で、31日にフードエリアでコウキを発見し、思わず握手をしてもらいました。メンバーは個々に別行動だったようで、一人でボーっと座ってました（笑）。
