人志松本のすべらない話

やっぱり皆さん緊張しているから、他で聞いたことのあるエピソードも、話し方がちょっと硬くなってしまったりしていましたね。でも、ここの緊張感で上手く喋ると言うハードルを越えれば、他の現場は怖くないでしょうから、そういう過負荷トレーニングステージとして、こういう番組があるのもいいなと思います。

好きなのをチョコチョコ感想。
●小藪『4歳の娘』
 この話はオチよりも、4歳の娘にお笑いに関しては厳しいプロの態度を示す小藪親父がツボ。
「小島よしおがやったら笑いますよ?でも、人のを真似てパクッたやつを、普通に飯食うてる時にパッと立ち上がって(娘が)『そんなの関係ねぇ!』って言われても、『は?』って言うたるんですよ」厳しい〜ww
「面白いか面白くないかで言うたら、全く面白くない!」

娘「ママ〜、ウンチ出た〜、お尻拭いてぇ〜え〜。マ〜マ〜、ウンチ出〜た〜ぁ〜。…あるとお思います」
この最後の木村風詩吟が緊張でぎこちなくなって、オチの完成度が落ちた!前にこの話を聞いたとき(ヤリキレナイかな?)は、もっとノビノビ吟じていて、『あると思います』が、もっとスパっと決まってたと思います。

あべこうじ
階段から落ちそうになった酔っ払い。人助けがあだになった話。
ねずっち
ベテラン漫才師。ボケとツッコミが1つずつずれるなんて、シュールな漫才になってむしろ面白そう。しかし、最後まで本人たちが気づかんかね?
こういう4コママンガみたいなシンプルな話もいいですね。

銀シャリ橋本
相方・鰻の天然話!そうでした、銀シャリといえば『天然鰻』が凄いという噂を聞いていました。ロッシーやラフコン森木をも上回りそうな天然…。

「この間も、イキって咥えタバコでシャワー浴びて”ジュッ”って消えてしまったりとか。あと、差し入れでカステラを頂いたんですけれど、食べる前にポロッと床に落としてしまいまして、『もったいないからちょっと洗って来る』っていうて、水道水でカステラ洗って全部無くなってしまったりとか」
鰻の天然エピソード、もっと聞きたいわぁ!
メインの話は、苗字が『鰻』なせいで彼女に結婚を断られた話でしたが、天然エピソードでもっとでかいの放り込んで欲しかったです。
鰻のカステラ話の残り香のほうが、このすぐ後の金田の「川島天然話」や、哲夫の「黒瀬天然話」よりも印象的でした。

松本人志『ゴキブリ』
このゴキブリ話、何度聞いてもゾッとする(汗)。家族全員の武器がそれぞれ細かく描写されると、昭和のちょっと貧しい家庭の台所の画が、映画のワンシーンのように目に浮かぶよう。「親父がリーサルウエポンで『アース』を」(笑)。その後の、親父の苦し紛れの薀蓄にも昭和の香りがw

●トーテン大村『後輩にイタズラ』
後輩が忘れていった携帯のメモリーの氏名を、全て歴史上の人物に置き換えて返した大村。これは単純に面白い(でも相手はかなり困る)イタズラw
後輩「ちょっと勘弁して下さいよ!昨日から大塩平八郎からすごい電話がかかってくるんですよ!」
(メールは)1件、夜中の3時頃に千利休から来た。「今日、飲みに行かないか」と。「お茶を!?」(笑)
これには松ちゃんもイイねぇ〜と連発してましたね。

●鬼奴『弟』
小さい頃から要領の悪い弟。専門学校をすぐに辞めて、サンジェルマンでバイトを始める。肌に合ったのかそのバイトを10年も続け、ついにサンジェルマンから正社員の誘いが!なのにそれを自ら断ったという弟。じゃぁあなたは何がしたいの?
プロ野球選手になりたい」
…じゃぁ今まで流されすぎだろう!ww

●はんにゃ金田『ヤンキーに憧れる先輩』
いきがってる高校生の話は、まぁだいたい面白い。
「こないだはごめんな、ちょっと変なかんじになっちゃって」ちょっと変な感じ?便利な言葉ですよねw
「クギバットって、燃えるゴミ?燃えないゴミ?」オチがきれいで良かった。

千原ジュニア木村祐一
男女の揉め事の腹いせに、カチコチに凍った鶏肉を投げる木村w