◆キングオブコント感想2(1stステージ)◆

CM明け、浜ちゃんのドランク鈴木弄りからスタートw
これは、CM中にすでにいじり始めていて、
「鈴木!こんな(-△-)顔してだらっとせんと、ちゃんとした姿勢で座れ!」
と、まるで親子のような注意をした後でした。CM明けを弄りやすいところで鈴木にしようかと思って事前に目をやったら、その姿勢が目に付いてしまったのかなんなのか(笑)。

1stステージ(ネタと芸人審査員得点を併記)

◆TKO『葬式』820点
あおりVのナレーションで、「コント師としての輝きを失って」って、別に失ってないしww
この手の、『KOCを中心に世界が回っている』かのような上目線のナレに、若干イラッw

去年の予選を含め、数回見たことのあるネタだけど、私は過去見た中で一番笑ったかも。
鈴を使う「要所要所や」とかじわっとくる。「半年後にできる面白話や」のように、会場の笑いが長めに続いてじわじわ大きくなるタイプのセリフって良いよねw「ひとりワンチャンスじゃ!」も好き。

点数もまぁ妥当なところだったんじゃないでしょうか。ネタ後のトークで、前日のチハラトークでもウケていた、『浮き足立った松竹のリムジン』話が出て、ウケてて良かったw
得点発表後も、浜ちゃんが木下のカツラに話を振ってくれる。
木本「何が腹立つってね、(カツラを)ちょっと散髪しよったんですよ!伸びてないって!」www

アンジャッシュのコメントから、(録画で見ても)かなり強引なCMイン!w

◆ロッチ『催眠術師』826点

CM明け、なぜか音楽にあわせて体が乗って動いている浜ちゃん、可愛いw

ネタはコカドの失礼な若手キャラがひどいw 指パチの意味合いが展開していって、空気銃の打ち合いみたいになっていく。オチもしっかり。

ネタ後のダウンタウンからの色んな振りを、全部一人で返していくコカドw
点数はTKOを僅差で上回る。もうちょっとだけ上を予想してました。

そして浜ちゃんの、審査員席座席チェックタイム!w
フリーのコンビ、83幕府を見つける浜ちゃん、さすが!理由は「ヘルメット」に食いついて。オープニングのDNAの振りがあったので、「辞めたくないです!」の返しができて良かった。その前の席がラフコン森木で、大きく映ってたねー。

◆ピース『山婆』827点

又吉で笑いが起きるいいV。最後のニヤリが決まってたw でも『熟成』って、そうなの?

セリフも展開もベタで、そんなにツボる言い回しも無いので、私はそんなに・・・なのですが、後半の展開に、結構芸人審査員が受けていました。
私は、トイレ待ちからの「ダーツ」くらいがピークかな〜。山姥への告白が始まると、綾部の熟女好きが頭に引っかかるのと、シソンヌのあらびき団ネタを思い出す展開で、ちょっと『綾部をネタにしたあらびきネタ』っぽく思えてしまうのかな・・・。
芸人審査員とは逆に、私は後半テンションが下がってしまった。

出てきて「なんやねん!」と笑っていた浜ちゃんも、綾部に第一声で、「お前の趣味やろ!熟女好きの」と突っ込む。そういう意味で、初見だと笑えるネタだと思うんだけど、何度も見たいってネタじゃぁない気がするんだよね・・・。

キングオブコメディ『誘拐』908点

鉄板ネタ来た!最初のツカミから強い。「今夜は血祭りだーー!!」w
相変わらず滑舌の悪い高橋。「お前の親からカネを〜」の「親」が聞き取りにくいよ!w
犯人に説教されている間の、今野の子供の振りした小刻みなまばたき演技がまたいい。そして顎の下に拳銃を突きつけられたときの表情!笑いだけでなく拍手が起こる!

「まだこどもなのだから…」とぬけぬけと言う今野に、無言で入るボディーブローも気持ち良いし、そのあと、そんなに大して効いてない感じで軽くおなかを押さえるだけで、普通に歩いてイスまで戻る今野がツボ。この辺のテンポの良さというか、リアリティをどけて入るシュールな光景が面白い。うずくまって痛がる熱演とかを入れるより、このほうが笑いの手数も多い。

そして本日初の900点台。予想してたけど、やっぱりキンコメが最初の跳ねになったね!

ジャルジャル『くしゃみ』829点

ロンドン行ったり映画の主演をやったりと、すぐ前のキンコメと比べていかにも『もう売れてます』的なVTRに、ハードルが上がってしまうのではないかとヒヤヒヤ。もっと泥臭いVにしてあげて欲しい・・・。

今年はコント前のキャーも一切無く、観客席の態度はとてもいい感じ。
後藤の「ヒュッ」のくしゃみから、観客席からはかなり自然な笑いが。でも後ろが重い?
録画を見直してみると、やっぱり芸人の笑いが少ない。後藤のあくびあたりでやっと芸人席からの笑いも大きくなってくる。普通の会話とのメリハリとかタイミングとか上手いんだけどなぁ。

去年みたいな点数に・・・?と思ったけれど、意外と得点入った!終わってみれば、上手かったなぁみたいな感じなのだろうか・・・?

エレキコミック『お年玉』726点

守銭奴子供キャラがはまりきらなかったのか、大きい笑いどころでは笑いが取れるものの、全体としてはそんなに盛り上がらず。「これからってときにようっ!」のところとか私は太もも叩いて笑いましたが録画を見ても芸人の笑いは少なめ。
制限時間一杯だったのか、あっさり終わってしまったような・・・。最後の今立の「おまえだよ」はもっと強く「お前だよ!」って言ったほうが笑えるオチになった気が・・・。ちなみに、以前このネタを見たときから引っかかってたんだけど、10年も海外って『出張』じゃなくて『赴任』じゃない?

826点?と思ったら726点!でも暗くなったりせず、「これもう優勝できないんじゃないですか?」と返すのはエライ!松ちゃんに対して「お年玉下さい!」と返して、ダウンタウンの二人共から同時に突っ込まれた!
後日のエレ方ラジオでやついが、「ダウンタウンさんはとても優しくて話しやすい空気を作ってくれた。2ネタも早く終わって松本さんとしゃべりに行きたかった」と言ってたのもさもありなんな絡み。

ラバーガール猫カフェ』864点
店員を呼び止めているのに、気が付かないふりして行ってしまうというボケは良くあるけれど、「はい」と返事もしているのに、客を振り向きながら遠ざかるのって、ほんと斬新。何回見ても面白いw

猫のラジコンは結構大き目の笑いどころだと思うんだけれど、客席から足元は見えにくいんだよー!

◆しずる『シナリオ通り』898点
シナリオどおりという最初は普通に聞えるセリフが、どんどんおかしなことに。「ザ・シナーリオー!」から「騙された〜♪」と歌うまでの池田の顔の表情が凄いww
最後にキュッとトーンを変えて、早送りのような淡々とした説明でアッサリ死ぬのも上手い。落とし方も意外で気持ちいい。
単独ライブ、KOC予選と、ずっと安定してウケているクオリティーの高いネタだなぁ。

キャラを入れて悪い笑顔をつけながら「結構ウケてたと思うんですよね〜笑ってましたよね?」と審査員席を指差しながらぬけぬけと言う池田w

そして、暫定2位。この1位2位の順位には納得。