POWER of ART PROJECT 4th@SHIBUYA-AX_10/21

ツイッター上でも、「どういう組み合わせ??」という声の多かったこのライブ(苦笑)。私も、このラインナップでこの人数だと、OKAMOTO'Sの持ち時間も少ないだろうし、他に見たいミュージシャンが少なそうだと思い、行く気は無かったのですが、直前にe+の招待がサクっと当たったので行ってきました。


実際、招待で来た人がかなり多かった模様。『夢に迷っている人や困難に遭っている人に元気になってもらいたい』みたいな企画の趣旨だったし、タダ券貰って漠然と観に来たような制服姿の高校生もボチボチ見かけたりしたので、チャリティーライブ的な面と新人紹介も兼ねたようなイベントなのかな?それなら、いっそ無料イベントにしたほうが良かったのに。
個人的には、招待じゃなくて定価の3,675円を払って観に来ていたとしたら、結構不満タラタラだったかもw

氣志團
数分遅れて入ったので最初の曲が始まってしまっていた。入場SEがCOMPLEXの『BE MY BABY』だったらしい。それ聞きたかったw
MCもこなれて面白く、トップバッターで盛り上げてくれました!あんなにMCゲラゲラ笑ったのは、他にニートビーツくらいだなぁ(笑)。
One Night Carnival』は皆にアカペラで歌う練習をさせ、
「今日は人質(共演者)が一杯いるんだからな!協力しなかったら(トリの)河村隆一を町田に連れ去るぞ!」w
氣志團ファンも沢山来ていたようで、なかなかの大合唱。

◆SUPER☆GiRLS
エイベックスのAKB48的な女の子たくさんのユニット。こういうグループを生で観たのははじめてかも。音はカラオケ。
皆、可愛らしいし、アイドルを目指して頑張ってるのは全然構わないんだけれど、最年少の12歳の女の子が、まだ胸もペッタンコで肩甲骨に色気のいの字もないのに、肩出しヘソ出しの衣装を着て踊っているのをしばらく見ていると、なんだか痛々しかった。18歳くらいのメンバーを見るとホッとした。

◆星本エリー
これからデビューするらしい。歌謡曲系統。大黒摩季っぽさも。音はカラオケ。この辺りで、え?生バンドじゃなくてカラオケの人が多いの?とテンションが下がり始める…。なんだったら、この曲をオカモトズにロックな感じで演奏してもらいたい…と思い始める。

◆RUMI
同じく新人R&B系女性シンガー。こちらも上手は上手なんだけれど、カラオケだから、なんだか『歌スタ!』で勝ち残った人たちが歌っているのを見ているような気分に。プロのエンターテイナーのライブを聞いている!という満足感は貰えず残念。

◆宇都美慶子
ここでやっと氣志團以来の生バンド。ジャズアレンジもあって、大人な感じ。

◆OKAMOTO'S
やっとオカモトズ!さすがに先の女性新人二人よりは知っている人も多いらしく、登場時に軽く手拍子や歓声が起きてちょっとホッとした(もちろん私も手拍子)。オカモトズの生きのいい演奏は目が覚めるようで気持ちいい!

とおもったら、まさかの2曲で終了!ちょっ、ただでさえ1曲が長くないんだから、せめて3曲っ!

セトリ:『笑って笑って』→『Run Run Run』

ライブ全体の大人しい客層を袖から推し測っていたのか、Run Run Runの無音部分で「渋谷あぁー!!」とショウが叫ぶことも無く、そのあとの間奏中の「イエーイ!」のコール&レスポンスも要求しないヴォーカルプレイ。それでも出演者の中では飛びぬけて激しいステージングだったので、全開でやると逆に客が引くと思ったのかな。

ショウは、イギリス国旗デザインの派手なジャケットを羽織って登場(おニューのステージ衣装だったとのことw)。RUN RUN RUNの間奏中にそのジャケットを慌しく脱いで、黒いシャツ姿に。靴もパンツも黒だったので、全身真っ黒に!いつも個性的な色柄のシャツを着て、ちょっと変わり者な雰囲気をまとっているのだけれど、今回のように全身黒だと、至極まっとうに男前に見えた(笑)。
今回はハマ寄りに居たからか、ベースの音がベロベロと気持ちよく聞けました。コウキはSGが定着しちゃったのかな?SGの硬い音も良いけれど、前のギター(レスポール)の音も好きだったんだよね…。場所によって楽器を選ぶとも聞くので、また使って欲しい。

本当に短い演奏の後、どの出演者もMC(彦磨呂だった!)による軽いインタビューをステージ上で受けていて、まず各自の名前を言って下さいと彦麿呂が振り…
「オカモトショウです」「オカモトさんね。はい(次を促す)」「…オカモトコウキです」
そう呼んだら全員岡本さんだってば!(笑)彦磨呂は狙ってじゃなく思わず言っちゃったんだろたうけど(笑)。

彦麿呂からのOKAMOTO'Sに関するこぼれ話として、主催側の偉い人(?)がライブ前にショウを見かけて、「役者にスカウトしたい子がいた!」と騒いでいたそうで、
彦麿呂「今、袖で『さっきの子がステージで歌ってる!!?』って驚いてたよ!」とのこと。
個人的には、ショウの顔は役者になるには濃すぎると思います(笑)。

また、このイベントライブでの定番質問で、「将来の夢は?この先どんなふうになりたい?」というのがあって、他の新人出演者はイベントの趣旨を踏まえた感じで謙虚な感じで「私の歌を聴いて、誰かが元気になってもらえるように〜」といったことをコメントしていたのに、OKAMOTO'Sは、ショウが『あ、その質問なら何度か答えたことある!』と言わんばかりに即答で、
「世界制覇です!そのために、まず日本制覇!」と無邪気に言い放つ(笑)。いいねー!
そういえば、入場時にもスクリーンにそのアーティストからのメッセージみたいなものが文字で映し出されたりしていたのだけれど、OKAMOTO'Sはアー写真だけだった(笑)。スクリーンに何行も書かれた文字を読むよりも、ライブの音で伝えてくれればそれで十分!

インタビューの間、OKAMOTO'Sにはマイクが2本与えられていたのだけれど、1つはショウ、もう一つはレイジが握り締めていて、レイジは自分も何か喋りたそうにモゾモゾしていた(笑)。ショウが何も告知をせずにインタビューが終わりそうになって、レイジがショウにごそごそっと「ライブのこととか言ったら?」などとマイクをちょっと使いながら伝言。結局、ショウが「ライブも沢山やってるんで来て下さい!」と言ってたけど、レイジ、言いたいなら自分で言っちゃいなよ!wと思いました。


その後、熊木杏里傳田真央、元zoneの長瀬実夕、そしてLUNA SEA河村隆一と続くようでしたが、疲れていたのとフットボールアワーのオンラインが見たかったので帰ることに。後で聞くところによると長瀬さんや河村さんはやはりとても上手かったそうです。でも河村さんに全く興味ないからなぁ(笑)。