よしもと笑いの缶づめ:うちの相方立ったよ!
某所で、北海道放送の「よしもと笑いの缶づめ#1」を見てきました。はい、北に向かってお辞儀。
やぁ、面白かったなぁ〜。気が向いたので、詳しめに感想を書きます。
『モヤさま』のような、脱力系イントネーションの「缶察くん」と「お缶(母)」のナレーションで進行。
「一万円で芸人に面白い番組にしてもらう」という、大不況対応型コンセプトの新番組だそうで。地方の深夜番組とはいえ、トップバッターにライセンスだよ!
よしもとオンラインと変わらないような私服で会議室の扉を開け、「この人たち(スタッフ)が、まだ敵か味方かわからへんで〜」という、ライセンスらしい警戒オーラを出しながら、会議机の前のイスに座らされる二人。
まず、「ライセンスに、今日何をしてもらうかを決める」ので、5つ入っている「笑いの缶づめ」から好きに選べと言われる。即、「何もしてへんのに罰ゲームや」と断定する井本w
井「もうそんなん嫌や〜。どうすんねん、北海道やから『ヒグマと闘う』とか出たら〜」w
井「一番上(の缶)とか止めようぜ。二番目とかさ」
藤「じゃぁこれ(一番上のボタンを押す)」
スタッフ「わぁっ!」
藤「(スタッフが)『わぁっ!』って言うたで…」
結局、何も入っておらず。結局お題が入っていたのは1缶のみで、企画も1つだけ。
じゃぁなんでスタッフは一缶目にビビッたんだ?w
藤「一万円分スクラッチを買ってやるっていうのが今回の番組の内容ですか?」
ス「そうです」
藤「そのために、6万円かけて僕らを呼んだんですか?飛行機で」
さすが、ちゃんとチケット価格もチェックする藤原姉さんww
なぜかいろんな色を選べる、番組のジャージの上着を着用。番組名はどこにも書いていない単なる普通のジャージww でも、外は寒かったようで、防寒の足しにはなっている様子。
お手手をジャージの袖に引っ込めたまま、200円のクジを50枚買う井本w
どこでやりますかと言われて、天気も良いし公園でやろうということに。
桜が咲いているわけでもない公園で、ビニールシートを敷いてスクラッチに取り掛かる31歳二人。
スクラッチくじの仕組みをイマイチ分かっておらず、勝手に「来たコレ!?」と当たりの予感を感じてテンションの上がる二人w
藤「(撮影スタッフ全員を振り返って)何食べたいですか?」
しかしあっさりハズレ。 でも楽しそう。
藤「しかし、楽しめますな〜。一枚一枚、こんなに一喜一憂してたら日が暮れてまうで」
確かに、こんな友達と一緒なら、スクラッチくじやってみたいw
なにげにスクラッチクジの宣伝になっている気がします。
しばらくハズレが続いた後…
井「やばい!!」
いきなり井本が大声を出して立ち上がり、その場を離れて天を仰いでから頭を抱える。
藤「どしたん?どしたん!?立ったよ!うちの相方立ったよ!相方立ったよ!?」
君達はハイジとクララかっ!(笑)
井「やばい。『たり』って見えてる」
藤「『たり』?もう、その先は『あたり』しかないやんけ。
来たんちゃうん、来たんちゃうん。あたりしかないやん。
『ふたり』とか書いてるわけないもん!」 w
そして慎重に少しずつ擦っていくライセンス。
藤「『円』って出たよ!『ペソ』じゃない!」w
しかし頭を抱えてしまう井本。あたりだったけれど、最低額の200円也〜。
その後はなかなか当たりがでない二人。膝の上のボードにクジを乗せて擦る様子は、写生大会で真面目にお絵描きしている高校生のよう。
後ろに居るカメラマンが、見回りに来て後ろから絵を覗いている先生みたいw
その後、偶然を装った仕込みの女子中学生が3人混ざる。
ビニールシートをその3人用に広げ直す井本兄さん。
井「みんなで『ゴザ』座ろ」 ゴザってw
告白されただの新しい恋を探すだのといった中学生おませトークをしつつ、中学生の一人が1000円&300円を当てる強運を発揮。スクラッチの申し子。
そして、藤原は一枚も当たることなく、最後の一枚に!
スタッフの提案で、ジプシーに伝わる金運のおまじない「トリンカーファイブ」を全員でやることに。
初回のせいか、やけに多い8人ほどもわらわらと出てくるスタッフ。円陣を作り、両手を前に出して、「トリンカーファイブ」と繰り返して唱える。
悪魔の召喚か、UFOを呼んでる様にしか見えませんw
そして、その最後の1枚のスクラッチのなかの、本当に最後の1マスで、『円』が見えてきた藤原!凄い!
しかし結果は200円〜。
公園を後にしながら負け惜しむ二人。
井「だから売れへんねん」
藤「(最後の)あそこで、『円』出す力は持っとんねん」
井「そこまではええねん」
藤「ツメが甘いねん」
井「オチが弱いねん」
でも、まったり番組のお笑い的には面白かったですw
しかも、どうやら最低2本撮りみたいで、番組HPによると、来週もライセンスっぽい。
来週は料理をするようです。