『しんぼる』前売りオマケ/ぴあのライセンス記事への不満

『第4回全日本選手権〜ゲストは井本くん〜』で∞へ行ったら、映画『しんぼる』の前売り券を売っていたので購入し、特典のマグネットも貰いました。
公式HPで短い公開映像は見てましたが、それを見てる人なら分かる、天使の『しんぼる』をかたどったマグネットでした(笑)。

上下を逆さにして黒い点をつけたら、イルカの頭部に見えないこともないです。

前売りは買ったものの、また舞台挨拶があったら、『大日本人』の時みたいに、並んでチケット買って見に行きたいな…。でも、あの松ちゃん熱烈ファンが密集した空間で鑑賞するのは緊張するんだよね〜。

そして、前のエントリーで触れたぴあ記事(『ススめるパーソン』にライセンス)ですが、男前ランキングに言及した記事の導入部分が、いつものごとくミスリードな書き方で気に入らない。

まぁお笑いにそう詳しく無いライターならしょうがないかと思いながら、ライターの名前をチェックしたら、『マイク一本、一千万』の著者だったので、ちょっとショック。

前半の導入で字数を使いすぎて、「ライセンスとはどんなコンビなのだろうか?」というライター自らが投げかけた疑問を、後半で殆んど消化することなく駆け足で終わっていて、残念な文章。

そもそも、『女性専用の人気先行コンビならばわかりやすいのだが』という言い方自体が、少ない身銭を切ってライブに足を運んでいる女性のお笑いファンに失礼だと思う。ライセンスはそうではなさそうだという文脈だけれど、じゃあ他に、そういう『分かりやすい』芸人が沢山いると、著者が普段考えているように思える(彼の『お笑い』のハードルの高さがどれほどかにもよるだろうけど)。

マナーの悪い客もいるけれど、それも込みで、劇場メインの若手芸人全体の活動を支えているのは、どのコンビに限らず多くの女性ファンたちであるこおとは確か。

面白ければ、ブサイクにもキャーキャー言うし、面白くて顔も整っていれば、それにも当然キャーキャー言うだけのことじゃない?

ちっとも面白くなくて、ライブのネタでお客さんを笑わせられていないのに、顔だけでキャーキャー言われて会場が埋まっているコンビがいるのなら、是非教えて欲しい。

記事終盤、駆け足で、ボケツッコミを入れ替えたとか、トークライブを始めたとか書いて、ZEPPツアーを紹介して、『どうやら、ライセンスには「芸人初」という言葉がよく似合うようだ』と、取って付けたような締め。『どうやら』って、なにが『どうやら』?「あれも初めて、これも初めて、そして今回はZEPP」という流れなら分かるけど、ZEPPの他に、ライセンスが『初』となった業績の紹介なんて、何も書かれてないよね?

ZEPPツアーが芸人初なのは、普通に吉本の宣伝文句で使われているだけであって、このライターが自ら分析した結論として行き着いたみたいに、『どうやら』とか言って欲しくないわ〜。


ぴあの6ページ目という目立つ位置の記事だけに、もうちょっと『フリートーク』に着目して、字数を割いてちゃんと文章として成立している記事を書いて欲しかった。

たまには、これくらい辛口に書いてみるw