『肉糞華劇団〜コサジ一杯の鳥の中身〜』10/11
野爆のくーちゃん脚本の劇を見てきました。
常に、半身を左右前後に脱線しながら進んでいるような話の展開でしたが、くーちゃんらしい『計算の脱線』と言うか、1シーン1シーン、それぞれに面白さがあって楽しかったです。
一瞬、脈絡の無い脱線に、えっそんな展開?と思うんだけど、その跳躍の距離が、意外とちゃんと笑える範囲内で、気持ちいいんですよね。サントラ売って欲しいなぁ。
ストーリーは説明しきれないので、配役だけざっと。
くーちゃん:蟲神様&日本兵&学生さん
安達:キジ神様
ハブ:蟲神様に使えるじいや&カモノハシ
福島:ジリ太郎
ボン:盆栽を持った村人
タケト:日本刀を持つ村人
ナベ:自閉症な村人
延増(毛皮族の女優):キジ神様に使える巫女(愛人)
日替わりゲストはピースの二人。
いつもゲストは一人だったようなので、今日はどうするのかなと思ったら、綾部はゲストがいつもやる和尚役で、又吉は黒の全身タイツ姿になって、なんと和尚の影役www
その出オチっぷりがホームランのあたりで、この日一番、笑い声がなかなか収まらないシーンとなっていました(笑)。
私は、くーちゃんとハブが、蟲神様とそのじいや役として、一族の話題でもめたり、歩幅の狭い追いかけっこをしているくだりが特に好き。じいやの喋りかたと、蟲神様のちょっと我が侭なお坊ちゃま口調が、なんか絶妙。
あと、安達の動きと声は、いつもながら無駄に男前で笑っちゃいますw