浅草花月2回目公演 10/17

ふとした出来心で買ってしまったチケット。
買った直後に、クリックひとつでチケットを買うことへのハードルが、最近下がりすぎだと反省(苦笑)。やっぱり千円とかじゃないわけだからさぁw

でも、行ってみたらとても楽しい公演だったので良かった!オイオイってところもちょっと・・・というか客が結構アレだったんですが、それでも楽しかったです(^ ^

【ネタ組】桂三枝コント山口君と竹田君博多華丸・大吉ダイノジ東京ダイナマイトサカイストハローバイバイ井上マーフレンチブルドッグ

スペシャルユニット・大喜利コーナー】ダイノジ東京ダイナマイトサカイスト
だらだら長くなったんでたたむ。

前売りチケットを買ったときには最前列だったので(浅草花月ではよくあることですが)、お客入るのかなーと心配してましたが、団体さんが二つくらいあったみたいで、2階席にも人がチラホラ居るくらいの大入り。

前説は、ブラックマンと黒毛和牛すずきって人でしたが、前説への反応で分かってくる今日の客層・・・。確かに大して上手くも無い前説二人のミニコントは滑ってたけど、笑いながら「かえれ〜w」とか「ひっこめ〜w」とかいうヤジって、生では初めて聞いたよ(汗)。そして、最前列で、開演前から死んだように睡眠体制に入っているお爺ちゃんが一名。

本公演のネタに入ってからも、たまに変なところで「頑張れ!」とか、パンパンって合いの手みたいな拍手が入ったり。トップバッターの華丸大吉さんらが「あれ、ここ競馬場(の営業)でしたっけ?」と返してましたが、そのとぉーり(by児玉清)。

ダイノジの漫才の最中も、大地のどなりツッコミとお客さんのヤジがまともにゴッツンコして、大地さんも「(オッチャンと僕の言葉が)ケンカしちゃった!」と、思わず文句ツッコミ。そして、全員もれなく、眠り続けるお爺ちゃん弄り。「永遠の眠りにつかれているわけではないですよね?」

芸人さんたちが皆上手くさばいてくれたから、まぁ楽しく笑えましたが、もうちょと酷かったら私がキレてたかも。いやキレ無いけどね、芸人さんに悪いから。お笑いの舞台なので、客が少なくて反応も大人しい公演よりは、今回みたいに大入りでちょっとワチャワチャくらいのほうが、まだいいです。


順番曖昧ですが・・・華丸大吉は、児玉清川平慈英のモノマネを組み込みながらの安定した漫才。トップバッター向きだなぁ。

フレンチブルドッグは初めてネタ見たかも。楽器演奏で落とすのは分かるけど、その前の刑事コントの演技が下手すぎやろ!w

サカイストの漫才は、やっぱりAGEAGEじゃなくて花月で見るのが好き。発想や展開で魅せるタイプの漫才じゃなくて、ちょっと頭の弱そうな兄と、軽く毒舌で口の達者な女房のような弟との関係性で楽しませる、アドリブっぽさもあるテンポの良い喋くり漫才なので、それなりの長い尺でマッタリ見るのが、一番楽しいと思います。
いつもながら、自己紹介で兄弟であると説明してから、どっちが兄で弟かを言うと、「えー?(逆かと思った)」という反応があって、軽く客にキレるまさよしw 井本と絡んでいる時は、ブリッコ良い子な後輩キャラでベタベタしてるから、ちょっとうっとおしくなる時もあるんですが(笑)、漫才だとちょっと毒舌キャラなのが良い。

ダイノジも楽しい喋くり漫才。大地を色々なものに例える大谷。私は、超定番の『魚肉ソーセージ』が、シンプルかつとても好きだ!(←宣言されても困るでしょうけど)
響の長友にも似ていると振られてやった、キレながらの「すいませんでした!」が思いのほか大ウケ。おー、響ってオバチャンオジサンたちにそんなに浸透してるのかー!エンタとか?私は、一度生で見た長友の女装が軽くトラウマで、苦手意識が・・・(笑)こういうの味わってたら、そりゃぁ大谷も単独ライブの長いネタだけでなく、テレビ用のものをもっと作らないとっ・・・って思うわなぁ。

東京ダイナマイトは紅白の着物で漫才。二郎の照れ笑顔に「カワイイ」という声が上がってるのが聞こえた気が(笑)。普通に受けてたけど、もうちょっとガツンと笑えるネタが見たいなー。

ハロバイは、披露宴で新郎(金成)に、親友(関)が祝辞を述べるコント。関のオドオドしたキャラが良く似合ってた。おじさんおばさんにも受けてて良かった。
井上マー。尾崎と吉幾三のミックスは中高年受けがいい。

コント山口君と竹田君は、監禁された男と殺し屋のコント。二人の四角い体型も相まって、とってもコミカルで可愛いオジサン二人のザ・コントって感じ。なんというか・・・別に転んでいるわけじゃないんですが、「こけつまろびつ」という単語が良く似合いそうな二人w 吉本所属じゃないんですが、ゲスト出演って感じなんでしょうか。

三枝師匠はさすが!森光子さんのサインのネタとか、病院での老夫婦ネタとか、聞いたことあるネタでも、やっぱり流れるような喋り方に引き込まれます。落語家のなかでも、軽やか〜な華があるタイプですよね。ちょっと足を横に崩したような座り方をしていました。

ユニットコーナーは、あいうえお作文などの大喜利。MCは大地。サカイストと東ダイと大谷が回答者。切れ味鋭いマジな大喜利ではなく、回答をはぐらかす小ボケを重ねたりする、演芸場らしいプロレス的大喜利でした。第一回答者のまさよしが、結構場を盛り上げていたと思います。

まさよしとMCが舞台下手で盛り上がってるとき、舞台反対端の大谷をチラッと見たら、思いっきり素の顔で、ちょっと怖かったw 大谷大谷!第一回KOCの審査員席のライセンスみたいな顔になってるよ!ww
大谷も、目尻が下がってないと一見怖い顔なんで、気をつけて!w

帰りに、花やしき前で、大江戸ステージの宣伝用の3分寸劇を見物して、芋羊羹買って帰りました。