田村亮一座『とりあえず、ジントニック』@シアターサンモール

金曜日だと言うのに雨あられと降ってくる仕事・・・。心の中で「月曜日、1時間早く出勤するから!今回はホントに!」と言い訳して退社し、舞台には間に合いました(苦笑)。

【出演者】
田村亮、Bコース、カリカ、入江(カラテカ)、村上(森三中)、もう中学生
SPゲスト:タカアンドトシ
【作・演出】鈴木おさむ


過去と現在の場面転換が小刻みに変わる構成や演出の雰囲気が、今田耕治主演の「愛pod」に似てて、鈴木おさむ氏っぽいな〜と思いました。

なんといっても、バーのママ役の、アゲ嬢かキャバ嬢のようないでたちの家城の女装が素晴らしい!あぁ家城の女形演技が見れただけでも眼福w 2009年で一番忘れられないキャラは、家城の『ピザババア』だったと思います。ピザババアにもう一度会いたいよう〜><

本編からしばしば脱線する形で、ミニコントみたいなものがたくさん挟まれている構成で面白かったです。『実は同期の北海道芸人、BコースVSタカトシ』のリアルな口喧嘩とかw


特に笑ったのは、ある数分のシリアスなシーンを一度やってから、
「それでは、同じシーンをカリカの実況でもう一度やってみましょう!」
というもの。

ずんぐり体型な村上やタカのことを、
「あれはマラドーナですか?メスドーナですね」「あっちはオスドーナですね」
などと実況形式で弄るカリカ
そして、カリカが実況に引っ込んでしまったので、林の代役として舞台に立ったのは・・・入江!林と入江の体格差ww
シリアスな演技をしなければいけないのに、カリカの茶々入れ実況と、小さな体で林になりきった演技を続ける入江に、周りは皆笑いを堪え切れてませんでしたw入江は一人だけ全く笑わず、その真剣な眼差しで相手を見つめることによって、さらに相手を笑わせるという循環w


ガキの『笑ってはいけない』みたい〜。


亮と村上の、青春寸劇リピートも面白かった。リピートするたびに演技が臭く過剰になっていく二人w
それを見つめるカリカが、芸能プロダクションの社長&スタッフ風に「相手(の演技)にのかっていけ!」「いいよ!CM来るよ!」とヤジりまくってるのも笑ったw


アンケートがあったのですが、最後に出演者全員の名前が書かれ、『抱かれたい人』と『抱かれたくない人』を3人ずつ選べと言う設問が。「この質問は、打ち上げで盛り上がるためのものですので宜しくお願いします」という説明もw

まぁちゃんと3人ずつ選んでおきました。
そして「抱かれたい」の余白に、
「むしろ、女装したカリカ家城を抱きたい!」
と書いておきました。
打ち上げで取り上げられたらいいな〜(笑)。