続々々・リンカーン:芸人ルーツの旅〜ダウンタウン編〜

やっとNGKに到着!(私の感想が)

遅刻してきたWコージーを浜ちゃんが体育会系的に怒った話。仲の良い後輩をきつくしかったりできない松ちゃんに代わって、父親役の浜ちゃんが、師匠方の見ているところでビシッと怒ることが必要だったんだよね?まぁ普通に腹立ってただけかもしれないけどw
あの前蹴りの連続ジェスチャーを見て、河合先生の『横蹴り三段シュート』が頭をよぎりました。
殴られるのが単純に恐くて、逃げたお坊ちゃん出身のひがしのりww

さて、新喜劇に参加しろといわれたメンバーたち(ここからは内容の書き起こし多目で)。
小藪「みなさんは『チャッ』と出てきて頂いて、『サッ』とハケて頂くだけ」
絶対それで終わるわけない!w

小藪「ダウンタウンさんだけ、ちょっと島木さんと絡んでいただく…
浜「うわぁ〜」
小藪「お馴染みのギャグが島木さんから発動されると思うんですけど、その時はもう、お馴染みな感じで言っていただきたいんですよ。…松本さんに」
松「え?俺?(のみ?)」

小藪「島木さんが『まいったまいった』と行ったら『マイケルジャクソン』と言って頂く…」
浜「あ、そや!マイケルジャクソンっていわなアカンねん。(島木さんのギャグを横から)取らなあかんねん」
MCキャラが発動して、さまぁ〜ずキャイ〜ンに分かりやすいよう、解説を加える浜ちゃん。

「え〜、だってもう(マイケル)死んでるし〜」うまいw

『しまったしまった島倉千代子』や『こまったこまったこまどり姉妹』もあると聞いて…
「島木さんはどこにおんの?今」
「打ち合わせしたいんですか?島木さんと(笑)」
「会いたくないけど会っときたいわ〜」w
他のメンバーにも注文ボケが。

客席は完全にガチ!普通に年配の団体観光客がたくさん入ってそう。
宮「声出てるなぁ」
浜「(宮迫を振り返って)声出てるな」ほんと、舞台では声が大事!
最初のつかみである、女性のフルスイングアタックに「うわぉ!すっげ」と驚く天野w いや〜、可愛らしく喋るラブラブカップルの女の子の、バッグによるアタックは、スイングがきれいであればあるほど笑えるよね!

松「つかみとしては分かりやすいからなぁ。ええよなぁ」
ルミネの新喜劇でも、あの掴みが滑ったところなんて見たこと無いし

「自分が今からここに出るイメージが湧いてこないんですけどねぇ」
「スピードについてけない」
おお、なんかプロっぽい冷静なコメント。稽古無しって無茶だよねぇ。
舞台袖に移動し、緊張感を隠さずソワソワするリンカーンメンバー。そんなメンバーの背中を軽く叩くように声をかける浜ちゃん。
浜「(チャーリーさんが)ハケて来たら客前出るんやで。ほら、ハケてきた!」「行け!

さすがに大分ゴールデンで定着している3組なだけに、出てきただけでかなり盛り上がる客席。でも、袖の松ちゃんは、「うわ〜、厳しいなぁ」と渋い顔。どういう意味なのかな?出て行ったときの歓声が大きすぎるって事なのかな?知名度だけで上がる最初の歓声が大きければ大きいほど、こちらが何か言う前に客のテンションが上がりきってしまってて、そのあとに何をやっても笑いが寂しく感じられてしまうっていうリスクがあるんだよねー。最近なら、ルミネの本公演ではんにゃとかの出番を見たときってそんな感じ。登場からネタ終わりまで、客のテンションが尻すぼみな時あったもんなぁ。


そして、地獄の注文ボケスタート。三村は「小さい石下さい」。なんの前フリも無くその答えって、新喜劇にはシュールすぎっ(笑)。次はウドちゃん。ウドちゃんみたいな天然キャラは、こういうシチュエーションお得だよね。天然&アップアップボケでも笑いが取れるし、天野が絶対突っ込んでくれるし。
ウド「フーフーフー(息を吐く)」
天野「一回くらい吸えよ」注文前に既にひとボケ!
「コラーゲン満タンで!」は普通に考えた答えだなぁ(笑)。
「あの、あの、僕、このうどん屋さんを尊敬してて、た、大将の腕に、ほ、ほれ込んでて!だからあの、きょ、今日はこの店にこれて本当に嬉しくて、もう何から注文したいかなんてっ!」などと、ウドちゃんワールドが展開されるの見たかったな〜。

宮迫「まぁちょっとお腹減ってるから、大盛りのざるそば、少なめで」
小藪「いや、それ意味ないやん!」
お客さんからは笑いと、「上手〜」という感じの暖かい拍手。その拍手を聞いて「なんか恥ずかしいな」と言う松ちゃん。「置きにいったな」とも言ってましたが、まぁ悪く言ってるわけじゃないと思います。むしろ、お金を払って見に来ている目の前のお客さんに笑ってもらうことを第一にして、吉本芸人としてベタをきちんとキメた宮迫は、なんかカッコ良かった。

大竹は、一つ目の回答でハードルを下げて、二つ目のキャラメルコーンでそれを越えようとする2段構えだったのかな?

そして、こんな心拍数上がるCMまたぎは何年ぶりかと思うような、出番直前のダウンタウンの打ち合わせ(というほどの長さも無い一瞬)!!M-1放送並に緊張した。
「まず最初〜〜〜、とりあえず…」
「OK」
目を合わせず、モゴモゴっとした言葉の断片で、なにかを伝えられたとはほとんど思えないような松ちゃんの耳打ち。しかも、それに食い気味に「OK」と応える浜ちゃん。
他の芸人さんも、こういうシーンもちろんあって(M-1舞台裏とか)、それはそれでカッコいいんだけど、ダウンタウンのを見ると、かなりテンション上がりました!
ここは、「いったい何をするのか!?」とかいううっとおしい女性のナレーション入れずに、シュッと流して欲しかった。新喜劇で注文ボケのハードルを上げて場を盛り上げてる小藪とは意味が違うでしょ〜。このシーンはこのシーンで完結してるし、ダウンタウンが新喜劇のスタイルを壊すような「何か」をNGKの舞台でやるわけないし。

出てきて、キャイ〜ンスタイルで『ダウンタウン♪』をやる二人w
芝居が好きだったという浜ちゃんが、ナチュラルに松ちゃんを弄り、舞台袖の松ちゃんの真似で、間を繋ぎ、笑いを取る。こういう浜ちゃんもっと見たい。
松「とりあえずディーップキスして!」
宮「兄さん。…まぁまぁでした」
松「正解あんのかぁー!!」
ここまでがセットみたいなもんですよね(笑)。


そして島木さん登場。島木さん年取ったなぁ…。
そして、浜ちゃんに『叩き』のリクエストが!
淡々とした雰囲気で普通に近づいていってからの…片足を浮かすほど勢いをつけたフルスイング!!見栄えも音もさすが!

その後の島木さんと松ちゃんのコラボも、さすがにキレイな間で、ザ・新喜劇でした。最後の「結構・日光〜」は島木さんの「言わんかい!」のツッコミ用だよね。「だって知らんも〜ん」という松ちゃんが可愛いw ちなみに正解は、「結構・日光・東照宮」だそうです。


ひがしのりの、軽く失礼な進行も良かったです。この次の日だかに、浜ちゃんが政二と京都へ軽く逃避行的な、3月の『ごぶごぶ』を撮ったとか。


ダウンタウン以外のコンビのことは詳しくないので、他のコンビのバージョンは、また新鮮な目で楽しめそう。
あと、浜ちゃんには、喜劇の舞台をやって欲しくなりました。(ダウンタウンでは無理だろうから)志村さんや笑瓶さんとやってくれないかなぁ!!