『ヒーローショー』ダイノジトークライブ@ネイキッドロフト 7/7

ダイノジトークライブに行って来ました。
直前に、同じ時間帯によしプリでD関無双があると知り、キングオブコメディラバーガールも出ると聞いてかなり心惹かれましたが、トークライブがとても楽しかったので良かったです。

3時間近く喋りっぱなしのライブなので、とてもレポなど出来ないし、ダイノジも書いて欲しくないかもしれませんが、この日のメインテーマの一つだった映画の話だけ少し。

もう上映期間残り少ないけれど、井筒監督の最新作・ジャルジャル主演の『ヒーローショー』はなかなかの問題作だから、映画好きは見ておいたほうがいいよという、大地からのプレゼン。

パッチギのようなスカッとするエンターテイメント性は少なく、暴力の本当の痛さや今現実にいる若者の行き場の無いリアルさが、凄く良く表現されているとのこと。確かに、映画評もなかなかの様子↓
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD15976/index.html

特に、福徳演じるNSC生役がとてもリアルだったそうで、目標設定や達成意思がぼんやりしたまま、なんとなく過ごしているああいうNSC生って、「・・・山ほどいるよ」
そんな風にぼんやりとした夢を見させてお金を取ってるはずの吉本が、お金を出してあんな(夢のシャボン玉をパチンと割るような)映画を撮るなんて、(井筒監督の感性の良さが一番にあるとしても)凄い、面白い!と感心していました。

そんな前向きな目標が見えない若者を演じるジャルジャル自体は、学生時代から『こいつとなら天下が獲れるかも』と思ってコンビを組んで、着実に階段を上ってきた一握りの人間であるという現実。まぁ役だから当たり前なんだけれども。

ジャルジャルの演技の上手さと映画の内容の良さに惚れてしまった映画好きの大谷には、もうジャルジャルが事務所の後輩じゃなくて銀幕スターに見えてしまうそうで(笑)。

ジャル以外も、ミルククラウンのジェントルが不良役で出ていて、それも凄い迫力で怖くて素晴らしかったとのこと。確かに、ジェントルは目鼻立ちがはっきりしててちょっと吊り目で目力があるから、迫力あるかも。
今まで大谷はちょっと小馬鹿にしていたくらいだったのに、一転、「ジェントル君!あのシーン、監督はどういうふうにしたいって言ったの!?」とどきどきしながら聞きにいく勢いだとのこと(笑)。


新宿では次の金曜日までなので、水曜サービスデーにさっさと上がって見にいけたら
行きたい!(19時〜上映)