OKAMOTO'Sワンマン東名阪ツアー:ライブ編1

恵比寿リキッドでのライブが終わり、ああ〜楽しかったワンマンツアーが終わっちゃった…と、祭りの後のような寂しさを感じていたら、即日、4月の東名阪ワンマンライブが発表に!
http://www.okamotos.net/tour_btbbtn/

4月16日(土)名古屋:池下CLUB UPSET…今回キャパ200くらいのハックフィンで完売だったので、1.5倍くらいのキャパに拡大した模様!
4月17日(日)大阪:梅田シャングリラ
4月22日(金)東京:恵比寿リキッドルーム

リキッドは、ワンマン終演後に貰ったチラシに最速先行販売の案内が入っていたので、早速予約してきました。夜遅くに購入したら、すでに130番台!きっと100人以上の人が、まだなんの予定も決まっていないだろう4月のチケットを、ライブの帰りに熱気覚めやらぬまま購入してくれたのでしょう。そういう説得力のあるライブをやったというひとつの証明ですよね。


さて、セトリは3ヶ所大体同じだったので、平行して気ままに感想を書いて行きます。MC話などがあちこち飛んじゃうと思いますが。敬称略あしからず。

2010.12.01@名古屋HUCK FINN
仕事が心配だったのと平日に往復夜行バスというのはきつそうだったので、色々検討した結果、午前中は出勤して、午後から『ぷらっとこだま』の割引新幹線クーポンで名古屋入り。開場の10分前くらいに着くと、既に数十人のお客さんが店の前にたむろ。1階がバー&物販スペースで地下がライブハウスになっていて、開場少し前に販売開始。私はグッズは帰りにしようと思い、ツイッターで知り合った関西からの遠征組の方々にご挨拶しながらずっと外に居たのだけれど、ライブ中のMCによると、オカモトズ本人たちは物販の幕の後ろに居てグッズ売り場でファンたちが喋っているのを聴いていたらしい!入って変なこと喋らないでよかった(笑)。
入るまでコウキ側の端に行こうと思っていたけれど、ギター側が奥なのでモッシュになったら下がれなさそうだと思い、廊下に面している左端2列目くらいをキープ。結果、正解だった模様。
開演少し前に、1階にいたメンバーたちが降りてきて、ちょっとテレた顔を見せながらサカサカーっと小走りにその左端廊下を駆け抜けて舞台裏へ。小さなライブハウスならではの光景。レイジがジェンカのように両手を後ろからハマの両肩に載せて歩いていた。はいはい、仲良いねぇ(笑)。
客電が落ち、自然発生の手拍子の中、楽器隊3人が登場。ショウが出てこないままに”足踏みSE”が鳴り響き始め、ショウが飛び出してきて1曲目の『Stomp Feet Stomp』!なるほどね、これでスタートね。ムギュッと押しが来たけれど、本当にスペースが無いので弾き飛ばしあう隙間すらなく、みんなくっついたまま揺れて行くかんじだった。2曲目に『Insane Man』、おお(すでに)懐かしい!そして『Beek』『The “M” Song』と、以前からの定番曲が続く。Beekのハマのソロで会場から「ヒュ〜!」といった歓声が上がるけれど、個人的にはそこよりもBeekのソロ前の部分やThe M Songのベースラインのほうが「ヒュ〜!」ってなるんだけどなw 特に、The M Songは一番最初に耳で歌詞を覚えて、一緒に歌いながら踊っていた曲なので、久しぶりの登場にテンションが上がる。骨太な男っぽい曲で、ショウが少し声を裏返す勢いで「俺はお前のなんなんだぁー!!」と嘆き叫ぶところが大好き!
名古屋では、この序章でショウから血が!一瞬鼻血かと思ったけれど、顎のニキビをマイクで潰しちゃっただけだった。歌いながら何度か袖で拭き、最後は観客を見ながら舐めるようにペロリと舌を出したりして、血も似合う色男だぜぃ!という風情(笑)。血は割とすぐ止まっていた。若いから?アドレナリン?笑

The M Songの後に軽くショウのMC。「今のメンバーになって、初めてのワンマンライブだぜー、来てくれてありがとうー!」 名古屋では、ハマが加入して初めてのライブも名古屋だったことにも改めて触れていた。

短めのMC後の1曲目はリード曲の『笑って笑って』でまたすぐノリノリに。オーストラリアツアーから帰国してすぐに、渋谷のduo exchangeで「向こうで作ってきた新曲を初めてやります!」といって披露された時からキャッチーな曲だなぁと思って、私は「1!2!3!4!・・・」のところで腕を上げてたけど、みんな全然上げてなかったよね(苦笑)。なんで新曲だからって大人しく聴くのかなぁと不満に思ったものだけれど、ワンマンではもちろん皆、腕を振り上げていた。

お次は、ドラムのビートと早口な歌詞が印象的な新曲。カッコ良さそうな感じなんだけれど、全体の展開が掴みづらい感じで初見ではちょっとしっくりこなかった。でも、3回目のリキッドでは良く聞えたので、聴きなれてくるとどんどん気に入ってくる曲かも。

次に『20』。「三日坊主の日記帳だって 20年後にゃ宝物だろう〜twenty,twenty across the line twenty,twenty across the border〜」のくだりが好き。全体的に、同世代の背中を前へグイグイ押すようなポジティブで力強い歌詞で、一緒に「twenty,twenty!」と踊っていると、twentyじゃない私も元気になれる(笑)。

そして、今回のセトリの中で私が最も好きな部分といっても過言ではないブギータイム!!新アルバムから(これまたあまり対バンではやらない)『誘惑ブギ』が始まって、やったーっ!!とテンション高く腰を振り振りしていたところ、曲が終わっても演奏が途切れることなく続き、ショウの口から、
「俺はブギー中毒〜」
という声が!
なんと変則的なブギー中毒へのメドレーで、ショウの分かりやすいフリでブギー中毒の大コール&レスポンス!
ショウ「名古屋!」客「ブギー中毒!」ショウ「そう! コウキ!」客「ブギー中毒!」ショウ「ハマ!」客「ブギー中毒!」「レイジ!」「ブギー中毒!」
大阪、東京でも同じようにやってとても盛り上がっていた。名古屋で初めて聞いたときには、興奮でちょっとクラっとしてしまいました。
誘惑ブギと後のマダラではマイクにリバーブも使って、妖しい雰囲気を増幅させていたと思います。

そんなこちらの興奮を落ち着けるように、ここで長いMC。オカモトズの素の出たワチャワチャMC…笑。

(つづく)