OKAMOTO'S〜新宿グランプリ〜@レッドクロス_12/17

新宿レッドクロス(Red Cloth:紅布)に行ってきました。

OKAMOTO'Sカッコよかった〜!!

Youtubeで、OKAMOTO'Sやズットズレテルズの動画を見る限り、ベースやドラムの演奏は、(私みたいな楽器ド素人の印象ですが)聞いてて安定感あるし、上手いな〜と思ったし、低音好きとしては、街やテレビで流れてる音楽で、こういう風にベースがカッチョイイ曲ってあまり耳にしないから、ウズウズするなぁ思ってました。
でも、『グッと来る』かどうかは、ライブで生の音を聞いてみないことには分からない・・・と思い、早速、自分の耳で確かめに行ったわけですが・・・

 し た ら ば !!

ギター(コウキ)もベース(ハマ)もドラム(レイジ)もめっちゃいい音といいリズム!!曲は結構ずーっと激しいんだけど、上手くて曲のセンスもいいから全くうるさいとか感じなくて、はい、ギター来た〜!ドラム来た〜!もっと来い〜!もっとちょーだい!って感じでした(^o^)

ネットで見たライブの一部映像より、当然ですがめちゃくちゃ良かった。やっぱり曲はフルで聴かないとね!(あ、漫才もフルで聞いたほうがいい!M−1の4分では短すぎる!)
ハマ加入後の6月から、バントとしても新たに曲を作って、まだどんどん成長している最中なんでしょう。なんせ18&19歳なのだから。

久しぶりに、音に合わせてノリノリで体揺らしたなぁ。楽しかったぁぁ〜!それが何より重要。あ〜汗かいたわ〜(注:高校時代はモダンダンス部)。

BGMとして流しておくぶんには、感傷的だったり癒し系なメロディーや歌詞のポップな音楽も、別に嫌いじゃないけれど、前のめりになってライブを聴きに行くなら、こういう、体が勝手に動き始めてしまうようなバンドが好き!
(クラシック聞きに行っても踊りたくなる人間なので、椅子にじっと座って、口ずさむのも隣に遠慮しないといけないタイプのコンサートは苦手なのです・汗。)


今回の出演バンドは4組で、一組の演奏時間は約30分。OKAMOTO'Sの出番は3番目でした。仕事で10分ほど遅れてしまい、会場のレッドクロス自体が初めてだったので、見つけられるかちょっと不安でしたが、無事発見。
ハコが地下1階なので階段を下りようとすると、そこでいきなり、階段で立ち話をしているハマ・オカモトに遭遇!?おおーっと(汗)。
一瞬目が合いましたが、そこは大人のポーカーフェイスで前を素通り。身長は私と同じくらいか、私よりちょい低いか?立ち止まりたかったよっ(笑)。

チケットをもぎってもらい、ライブハウス特有の重い扉を開けて中に入ると、1組目の『テツコ』という女性バンドが演奏していました。フロアの広さは、ネイキッドロフトの客席の椅子とテーブルを取り払ったくらいで、スタンデングとはいえ、6,70人も入れば一杯になりそう。ぎゅうぎゅうでも100人くらいしか入らないんでないかい?(←スツールや物販スペースも取り払って150人くらい入るようです。確かに後日、SOLD OUTの日はそれくらい入ってました。)
1ドリンク制なので、麦焼酎の水割りをオーダー。二日酔いにならないことに味を占めて、最近はビールも飲まずに、焼酎一本ですw

テツコは関西のガールズバンド。MCでの喋り方は、ほにょほにょしてて、気の弱い高校生のような可愛らしさなんですが、演奏が始まると一転してロック!!こんなに細くて大人しそうな女の子の、どこにこんなエネルギーが!?

こういうギャップを見せられると、「べしゃりや文章で自分を表現するのが苦手な人間にとって、音楽は凄く重要な表現方法になりうる」ってことを痛切に実感させられてグッと来てしまいます。
この日はベースの子が来れなくて、ボーカル兼ギターとドラムの二人だけでしたが、高音の歌声が印象的。無料サンプルCDも置いてあったので、頂戴しました。

2組目は一転して、見た目(全身赤のスーツ)もパフォーマンスもコミカルで楽しいTHE TON-UP MORTORS。

そしてOKAMOTO'S登場。このころになると客も50人くらいに増えていたかな。
身長が高くて彫りの深い顔のヴォーカルのショウ以外、顔と体つきは、やっぱりまだまだ19歳の可愛らしい感じ(むしろ、皆さんちょっと童顔・・・wショウでやっと歳相応?)

他の出演者も個性があって良かったけれど、OKAMOTO'Sの曲はとてもカッコ良かったです。疾走感があって、曲と曲の繋ぎ方もクールで、メンバー紹介程度のMCも音楽の流れを止めない感じになってて、30分強くらいの持ち時間の間、とにかく曲を聞け!って感じのステージ構成に踊らされ続けましたwエンターテイメント性高い!

あえて言うなら、ボーカルのショウの声はあまり伸びてなくて、サビが高音ってわけでもないから、ショウのルックスの派手さとは裏腹に、あまり印象に残らなかったな〜。今後の成長に期待(逆に、この歳で未完成部分が少な過ぎても応援しがいがない・笑)。
ギターとベースとドラムだけでも全然聞いていられるクオリティなので、それに耳を傾けて踊っているだけで、初体験のこの日はお腹一杯w

狭いステージを動き回るショウや、時々ショウに代わってステージ中央に出てきてギターを掻き鳴らすコウキ。垂直方向にものすご勢いでスティックを上下させてドラムを叩くレイジ。それに比べて、ハマは、あまり体を動かずに口をキュッと閉めて黙々と演奏していて、それもまたベースらしい、冷静で渋い感じで良かった。

演奏が終わり、ステージから退場していく時、ハマだけ客席に向かってさりげなくお辞儀をしていました。家庭で厳しい躾けが刷り込まれているから?そんなところもええわ〜、あの子ええわ〜(←関西のおばちゃんか・笑)

あー、カウントダウン・ジャパンのコスモステージも楽しみです。前のほう行こうっ。