続・リンカーン:芸人ルーツの旅〜ダウンタウン編〜

『続』っていうのは、私のリンカーンの感想第2弾ってことです(笑)。
もう一度、ゆっくり見直しながら、過去の番組の放送などにも触れつつ、心ゆくまでダウンタウンを語りたいと思います。


ダウンタウンが揃って尼崎を訪れる企画というのは、『ごっつ』でも一度ありました。ロケが行われたのは(番組冒頭にデカデカと年月日が出ますが)、平成8年9月24日。もう14年近く前なんですね〜。この時は、すっかりキレイになった尼崎駅に目を見張る二人からスタート。今回は、『チキンライス』のジャケ写でもお馴染みの潮小学校前から。レンガの門を変えずにずっと残してくれてて嬉しいなぁ。
この校門の前で、こんなふうに記念撮影してみたい(笑)。


ここで東野が、似非ペルを連れて登場w
松「校庭が狭なったな!」
東「プレハブを今作ってまして、なんでも今、奥の校舎が耐震偽装で…
耐震偽装て!東野の毒舌w(正:古いので強度が弱いと診断された)


お互いの第一印象の話は定番の内容ですが、場所が映像であるのがいい。
「俺、本当にここで覚えてる!ここで浜田が登校してきて。ここで初めて浜田というのをしっかり見たのよ。もう覚えてるわ!」はいはい(^ ^)
のぼり棒ね〜。チ○ポキモキモって(笑)。小学生の頃、そんなことには全く気が付いてなかったけれど、男子はそうやって楽しんでたのか!?

当時のコンビ話も定番。松ちゃんは伊東・森岡森岡のおっさん)とのトリオ。この『コマ第3支部というシュールで渋いトリオ名に、高須ちゃんは感心したって言ってました。確かに、第1も第2も本部もないのに『第3支部』って!(笑)

浜ちゃんの相方は藤原(フッコ)。世間的にはこの話のほうがマイナーかな?松ちゃんが「藤原君も結構口が達者やから」と言ってたけど、確かに達者↓(浜ちゃんのファッションに時代を感じる…)。

登場するなり、靴を片方残すボケをやったり、松ちゃんを子供の頃の「まっつん」と呼んだのを、浜ちゃんに「”まっつん”って!」と突っ込まれるなり、「なに言うてんねん”はまちょん”」と、さっと被せたり。幼少時代の松ちゃんを騙して泣かしてるし、芸人松ちゃんの喋りを「ちょっと待て!」と止めてる!
そんな旧相方との初対面でも、相手をヘッドロックしている浜ちゃん!このトークの中でチラッと「せいじにもそれをしたって」「そうそう、せいじはケツ蹴って仲良うなった」と言ってるけど、これが今回の放送で前田政二が喋っていた、浜ちゃんとの初対面エピソード。
浜ちゃんにとっては、これが握手なんです><(笑)


基本的に懐メロを歌うのが好きな浜ちゃん、校歌もさりげなく乗って歌い続ける。歌詞も良く覚えてるんだよねー。フレンドリーダウンタウンで行った中古レコード屋で、松ちゃんが試聴したパーマンの曲を、浜ちゃんが間奏のセリフまでソラで歌ってたのには、松ちゃんもビックリしてたなぁ(笑)。

卒業生のサインが上下になっていたのは凄い偶然!よく見ると、ひとつの段が1クラスで、右から男子のアイウエオ順→女子のアイウエオ順に並べられている模様。つまり、隣のクラスで出席番号が近かったことで、偶然ああなったみたい!


校門を出て、通学路の『例の』横断歩道へ向かうとオカン秋子さんが!
「産みの親、兼、育ての親です」ww
ごっつのロケでは、ダウンタウンジェスチャーで説明をするだけだったけど、今回は本人みずから緑のおばさんコントで、ツバでの顔拭きを実演!ツバ付きハンカチの話から、唐突にたこ焼きの話をするなぁと思ったら、ハンカチ拭きを実演するフリだったのか(笑)。
秋子さんは年1くらいでテレビで見るけど、お姉さんは久しぶり。相変わらずキレイ!


路地をぶらついていると、アパート2階のベランダに、昼間からワンカップを持ったおっちゃんが出現。『ごっつ』のロケでは、カメラを無視してダウンタウン接触してきたオッサンのことを、松ちゃんが「あれ、尼崎の市長やからね」とボケてましたが、今回は浜ちゃんが先取りして「あれ、市長やな!」


そして今村食堂のピンボール。これはごっつでやってなかった!はじめて見たかも?
松「俺らお金無がないんで、『コンビ』って言うて、(一人が)片方ずつやる…」
と説明しながら、何も言わずに目だけで『おい』って感じで浜ちゃんを呼ぶ松ちゃん。それにサッと近寄って、31年ぶり(!?)の『コンビ』ポジションに、自然な動きで着く浜ちゃん。ここ、もうちょっと引きの画で撮って、松ちゃんとアイコンタクトしている浜ちゃんの反応のほうも見せて欲しかった!(注文の多いファン心理)
ボールが二人のバーをすり抜けて、ゲーム自体はあっさり終了。
「今の、(昔は)上手いこと(二人でボールを)挟んで、こうやっててんけどな」
お金が無いから、ゲームが終わらないよう必死にテクニックを磨いていたんでしょうね。こういうボソっとこぼれる、笑いとは関係ないリアルな思い出話がまた良い!

そんなゲーム機の前で、不良のカツアゲから50円を死守しようと喧嘩した松ちゃんと、それをほったらかしにして不良の連れとゲームを続けていた浜ちゃん(笑)。この話は何度聞いても面白いww
オチを知っているくせに、というかそれゆえ、オチ直前まで深刻そうなしかめっ面を作って、松ちゃんの話に白々しく同調する浜ちゃん。笑わないように!と意識すると、しかめっ面になるのかな?
もうゲームが始まっちゃってたから、お金がもったいなくて、不良の連れとゲームやってたんだね〜。
ちなみに地元の方によると、今村食堂はもう閉店してしまっているそうです。確かに、そういう感じの外観で、もう営業していない雰囲気でしたね。でも、このエピソードを入れたくて、スタッフがピンボールを用意したんでしょう。グッジョブ!


◆『旧松本家周辺は次回のリンカーンで!』
といいつつも、銭湯・昭和温泉は紹介。『大日本人』が公開されたときにNHKでやっていた松本人志の大人間論』という特番で、こういうふうに路地をすり抜けて銭湯に行く映像を、松ちゃんと高須ちゃんが映画を観るような暗いところで観ながら喋るという、とても良いコーナーがありました。その時、この銭湯の2階テラスに浜ちゃんと松ちゃんが上ってふざけてた話も出てました。
何日間、パンツを履き替えるのを我慢できるかを二人で競争して、最終的に二人とも我慢できずに、ドロドロになったパンツを泣く泣く一緒に外に捨てて引き分けに終わった話とか、オッサンが伸びたチ○毛を「こんなものはなぁ!こんなものはなぁ!」と言いながら浴場で切り落としていた話とか、ダウンタウンや放送室の話題に欠かせない銭湯です!

記事も長くなってしまったので、今日はここまで。あれ?あと2回くらいは書かないといけなさそうなスピードなんですけど…(笑)。